ブノワ・ジャンソン氏
RTE(Reseau de transport d'Electricite)
オープンソースプログラム部門 エンタープライズアーキテクト
ブノワ・ジャンソンは、フランスの送電システム運用会社であるRTE(Réseau de transport d'Electricité)に20年以上勤務しています。RTE のコア ビジネス (グリッド研究、方法論、運用ポリシー、市場) の運営でさまざまな役職を歴任し、次世代の制御室に関する R&D プロジェクトを主導してきました。現在は、オープンソース プログラム 部門で、RTE プロジェクトのオープンソース コミュニティへの参加をサポートしています。また、Linux Foundation Energy の Technical Advisory Council において、RTE の代表を務めています。また、IEC TC57 のワーキンググループのメンバーとして、オープンソースと標準化の世界を結びつけるべく、標準化活動にも携わっています。
EdgeTech+ 2022
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ブノワ・ジャンソン 氏
RTE(Reseau de transport d'Electricite)
オープンソースプログラム部門 エンタープライズアーキテクト
エネルギー産業向けオープンソースプロジェクトと実システムへの実装 〜フランスの送電会社”RTE社”における事例〜
2018年にスタートした「Linux Foundation Energy」。その目標は、グローバルなオープンソースコラボレーションを通じて、エネルギー転換をリードすることです。本講演では、その課題、歴史、組織、成果などを紹介していきます。エコシステム全体の短いプレゼンテーションの後、変電所、そしてその先のシステムに実装されるLFEが開発したエッジプロジェクトに焦点を当てます。
具体的な事例として、フランスの送電オペレーターであるRTE社が関与している以下の2つのプロジェクトを紹介する予定です。
- FledgePower:IoTエッジフレームワークに基づくマルチプロトコルゲートウェイとしてスタートし、新しいユースケースを想定。
- SeaPath:重要なリアルタイムアプリケーションのサポートを目的とした仮想化プラットフォーム。