ライラーニ・L・アルカンタラ氏
立命館アジア太平洋大学(APU)国際経営学部 学部長
フィリピン出身。筑波大学大学院卒業後、2010年から大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(学長:出口治明、略称APU)で助教として教鞭をとり始め、2018年から1年間、米国コーネル大学の客員教授を経て、2019年から同大教授、インクルーシブ・リーダーシップ・センター(Center for Inclusive Leadership Director)のセンター長に就任。組織行動論、人材マネジメント、組織行動、グローバル・マネジメントなどが主な担当科目で、2021年4月よりAPUの国際経営学部初の女性学部長に就任。学生、教職員からの信頼も厚く、人気がある教員の一人。
INNOVATIVE CITY FORUM 2021
- 海外講演者
- 教育・研究機関
- 管理職
ライラーニ・L・アルカンタラ 氏
立命館アジア太平洋大学(APU)国際経営学部 学部長
ダイバーシティ&インクルージョンが切り拓く日本の未来
多文化・多言語環境を築き、世界中の様々な国から留学生を受け入れている立命館アジア太平洋大学(APU)。これまでに世界160を超える国・地域から集った学生たちが、大学の理念でもある「自由・平和・ヒューマニティ」「国際相互理解」を理解し、「アジア太平洋の未来創造に貢献する有為の人材」へと成長することを目指して、共に暮らし、学んでいます。
日本はこれまで以上に、私たちがいま直面する社会やビジネスの困難な課題に立ち向かう人材を育成する必要性に駆られています。それと同時に、グローバル社会において相互に助け合い、チャンスを捉えることのできる人材の育成も急務です。
新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちがこれまで全く経験のしたことのない課題を突き付け、前例のない解決策が求められています。
このセッションでは、APUで学んだ後に世界各地で働く卒業生をパネリストに迎え、インクルージョン・リーダーシップや組織行動がご専門のライラーニ・アルカンタラAPU教授の進行の下、多様な個人の強みを尊重し、最大限活かすことができる環境を整える上でダイバーシティ&インクルージョンがどのような役割を果たすのか、そして、それが日本の社会や経済にとってどのような新しい可能性を拓くのかを議論します。