Interop Tokyo カンファレンス 2021

2021/06/09 〜 2021/06/23
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  • 民間企業
  • 管理職

富永勇輝

神奈川中央交通(株) 運輸計画部 自動運転推進担当責任者

MaaS:協業最新事例 ~老舗バス事業者と新興ベンチャー~

日本のモータリゼーションの契機は、1964年に開催された東京オリンピックでした。オリンピックの開催にあわせて、新幹線や高速道路、舗装路の拡張などのインフラ環境が整備され、また大衆車の出現によって、多くの人が快適に移動することが可能になりました。 そして現在、自動車を含むさまざまな交通手段は、「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」というキーワードの元、100年に一度とも言われる大転換期を迎えています。「MaaS」とは、鉄道・バス・タクシーといった従来型の交通・移動手段に加え、近年普及が著しいカーシェアリングサービス、あるいはバイクシェアなどの種々の交通・移動の手段を統合し、新たな移動体験を生み出そうとする概念です。 本セッションでは、利用者を中心に据えた移動の自由を提供する「MaaS」と、それを構成する「モビリティ」に着目し、最新の事例や現状の課題について共有し、今後の展望を紹介します。 <要旨> ・MaaSの最新事例 ・モビリティのためのプラットフォーム ・自治体連携