小林庸平氏
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 主任研究員 行動科学チーム(MERIT)リーダー
一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。経済産業省産業構造課課長補佐、独立行政法人経済産業研究所研究員等を経て、現職。専門は財政・社会保障、エビデンスに基づく政策形成、子どもの貧困、ナッジの政策活用。主著に『徹底調査 子供の貧困が日本を滅ぼす』(文春新書、2016年、共著)、『政策評価のための因果関係の見つけ方』(日本評論社、2019年、監訳・解説)などがある。現在は、エビデンスに基づく政策や実践の支援を中心に行っている。
日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム
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小林庸平 氏
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 主任研究員 行動科学チーム(MERIT)リーダー
エビデンスが子どもを救う
子どもの貧困問題をはじめ、子どもをとりまく喫緊の諸課題について、その対策の必要性が叫ばれるようになって久しい。子どもたちはどのようにすれば学力、豊かな人間性、生活習慣など、実社会を主体的に生きていくために必要な力が養われるのか。人にしても金にしても時間にしても、世の中の資源(リソース)は限られている。厳しい現実の中で、それでも未来への投資として子どもたちへのより良い支援について検討していかなければならない。実際に子どもの諸課題に立ち向かう現場、行政関係者、研究者らがエビデンスに基づく子ども施策の最新事例、可能性について議論する。
日経ビジネスLIVE――The Future of Management 2030 ―― 資本主義の再構築とイノベーション再興 The Future of Management 2030: Reimaging Capitalism, Reconstructing with innovation
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小林庸平 氏
経済産業研究所コンサルティングフェロー
最終決定版!『ナッジ』の行動経済学
仕組みや情報の見せ方などで、人の行動を、よりうまくいく方向にそっと促す「ナッジの行動経済学」でノーベル経済学賞を受賞したセイラー教授。ナッジの考え方は世界中に広がり、英国をはじめ各国・地域の政策やビジネスに幅広く応用されてきている。この「ナッジ」を初めて広く世に出した原著を大幅に改訂した最終決定版『NUDGE: THE FINAL EDITION』を2021年8月に上梓した。「もう改訂版は書かない」というセイラー教授に、今回アップデートした内容の数々に触れながら、ナッジに関する最先端の知見を聞く。