尾関元氏
Senior Director for Planning and Coordination at Tokyo Metropolitan Government Bureau of Waterworks
1995年、東京大学大学院を修了。同年東京都に入都後、水道局、健康局(現福祉保健局)、東京テレポートセンター(派遣)、知事本局(現政策企画局)にて計画・調整等の業務に従事。 水道局に長く携わり、営業所や本庁各部、東京水道株式会社(派遣)での管理職経験を持ち、現場から本庁企画部門まで水道事業全般に精通している。また、IWA世界会議等の国際会議(カナダ、スペイン、オーストラリア)に派遣され国際業務にも従事している。 2021年から現職。オリンピック・パラリンピック調整担当部長、工業用水道事業調整担当部長を兼務。都庁横断的な幅広い視野を必要とされる要職に就き、都政の抱える諸課題に取り組んでいる。
City-Tech.Tokyo
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尾関元 氏
Senior Director for Planning and Coordination at Tokyo Metropolitan Government Bureau of Waterworks
東京の上下水道の技術と課題
水道局、下水道局は、人口1400万人を超えるメガシティである東京において、都民生活と都市活動に不可欠な都市インフラである上下水道事業を運営している。
水道事業は安全でおいしい水の安定的な供給を、下水道事業は汚水の処理と雨水の排除、公共用水域の水質保全をその基本的な役割とし、100年以上に及ぶ事業運営を通じて、新たな技術開発にも取り組み、現在では世界に誇る高い技術力を有している。
こうした上下水道事業の浄水処理技術や漏水防止技術、下水道技術、災害対策等の技術力を紹介するとともに、国内外のスタートアップ企業等に対し、安全・安心で持続可能な都市の実現に向けて上下水道事業が抱えている課題等を提示する。