川口健太氏
株式会社オカムラ
ワークデザイン統括部 クリエイティブディレクションセンター
所長
オフィス空間デザイナーとしてキャリアを積み、2014年よりオカムラ・タイのデザインマネジャーを経験。タイ人デザイナーを率いてバンコクの日系顧客中心に現地法人ならではのオフィス構築支援に携わる。2021年日本に帰国後はアジア各国のデザイン業務を日本から支援し、2022年4月より現職。お客様へのオフィス構築提案を主業務としながら、自社のクリエイティブ領域での連携強化・組織開発・人財開発を推進する。
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川口健太 氏
株式会社オカムラ
ワークデザイン統括部 クリエイティブディレクションセンター
所長
Well-Being産業の創出へ向けて、ワークライフバランスの生活動線をどう設計するのか
20世紀初頭の工業化とともに労働時間が大幅に短縮され、いかに“余暇(leisure)”を過ごすかという課題が生まれ、ディズニー、ハリウッド映画、テーマパーク、ゲームといった巨大な“レジャー産業”を生み出しました。
今後、ITやAIが導入されるとリモートワークのみならず、より効率的な仕事が可能となり、“ワークライフバランス”がもっと重視されていくことでしょう。例えば、健康一つをとっても年1回の健康診断では無く、逐次、健康データをチェックしながら、食事から運動、睡眠までの健康管理、家庭から職場環境までの滞在と移動における生産管理や精神衛生管理がテーマとなり、その時、“Well-Being産業”が創出されるといっても過言ではありません。
その時、仕事と生活における Well-Beingな動線をどのようにデザインしていこうと企業が考えているのか。マクロな生活インフラから職場・家庭の現場まで、未来の暮らし方を議論します。