待鳥博志

デジタル庁 デジタル社会共通機能グループ PM / シニアエンタープライズエンジニア

ID管理と認証・認可のアーキテクチャ設計や実装、リアルタイムコミュニケーションやDXの推進、セキュリティ向上のための多層防衛や証明機関に関する実装支援、ゼロトラストネットワークを実現するためのIT戦略の策定など、IT活用を進めるための企画からアーキテクチャ設計の業務を中心に従事。 2021年9月、内閣官房 情報通信技術戦略室 政府CIO補佐官 から デジタル庁 に転籍、ゼロトラストネットワークと統合ID基盤の実装に関する業務を担当。

Interop Tokyo カンファレンス 2022

2022/06/15 〜 2022/06/17
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  • 国・地方公共団体
  • ディスカッション
  • その他職名

待鳥博志

デジタル庁 デジタル社会共通機能グループ PM / シニアエンタープライズエンジニア

ゼロトラストネットワークの実実装に向けて激変するIDアーキテクチャ

さまざまなサイバーセキュリティの脅威が高度化し、ゼロトラストネットワークが標準的な考え方になる中で、すべての情報資産を把握・管理する方法の1つとして、“ID”の重要性が高まっています。 いまは多くの場合、「人を一意に識別し、認証・認可などに使用する識別子」としてIDが用いられています。その一方で、高度化する脅威、認証連携、そして情報資産の適切な把握と管理のための、「人だけでなく、情報セキュリティに関わるすべてを把握・管理する手段」としてのIDの重要性も高まってきています。 本セッションでは、こうした「現在のIDを取り巻くさまざまな課題」と「明日から取り組むべきID」について、セキュリティおよび相互運用の視点から紹介します。具体的には、(1) ディレクトリサービス(X.500)を含むIDの基本、(2) ゼロトラストネットワークにおけるID、(3) マイナンバーをはじめとする政府が推進するID、(4) 分散ID、(5) 米国政府におけるIDの活用――などについて取り上げます