橋田浩一

東京大学大学院 情報理工学系研究科 ソーシャルICT研究センター 教授

1981年東京大学理学部情報科学科卒業。1986年同大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。1986年電子技術総合研究所入所。1988年から1992年まで(財)新世代コンピュータ技術開発機構に出向。2001年から2013年まで産業技術総合研究所。2013年から東京大学大学院情報理工学系研究科ソーシャルICT研究センター教授。理化学研究所 革新知能統合研究センター 社会における人工知能研究グループ グループディレクタを兼任。専門は自然言語処理、人工知能、認知科学。現在の主な研究テーマはパーソナルデータの分散管理と意味的構造化およびそれに基づく人工知能。

第12回 Japan IT Week 秋

2021/10/27 〜 2021/10/29
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橋田浩一

東京大学大学院 情報理工学系研究科 ソーシャルICT研究センター 教授

カギはパーソナルデータの本人への集約にあった ~分散情報銀行の展開~

パーソナルデータを本人に集約することで自ずと名寄せされ価値が高まったデータを本人がフル活用でき、2次利用のために提供することも簡単になるとともに、安全性も高まる。つまり、情報銀行のサービスを利用者端末に分散させ単一障害点をなくすことでリスクとコストが低減し利便性と収益が高まる。集約をするとユーザーや事業者にとって、どんなメリットがあるのか、技術の概要を説明し、ユースケースを紹介する。