水越一郎氏
東日本電信電話(株)
ビジネス開発本部 特殊局 担当部長
パソコン通信黎明期の商用サービス(ASCIINET)でシステム運用・開発を担当。 その後、ISP数社(ネットワーク情報サービス、東京インターネット)を経て1997年NTTに入社、OCNの運用に携わる。 2006年10月から東日本電信電話株式会社、主にFLET'S関連サービスの運用・開発に従事。
Interop Tokyo カンファレンス 2023
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水越一郎 氏
東日本電信電話(株)
ビジネス開発本部 特殊局 担当部長
集合住宅等インターネット劣悪環境の実態把握と改善手法
現代生活のインターネットへの依存度は高まり、さらにコロナ禍が我々の生活スタイルに大きな変貌を与えました。個人のインターネット利用は、在宅勤務や遠隔授業といった自宅でのビジネス・教育用途へと急拡大し、安定した通信品質が求められる「社会を支える基盤」として位置づけられるに至っています。
しかしこのような中、集合住宅では、全戸一律でインターネットの方式が決まっていたり、入居者が個別に各戸まで光ファイバを用いたサービスを契約しようにも「配管に余裕がない」等の理由で拒まれる等、選択肢が限られることが少なくありません。結果、通信環境に課題があっても、古い方式のインターネット環境をやむなく利用し続けたり、また、各個人だけでは解決できないことも多く、大都市・地方を問わず集合住宅単位でのデジタル・デバイドが発生しています。
本セッションでは、集合住宅等、インターネット環境の改善が容易ではない施設における実状を整理するとともに、その解決に向けた活動と実現方法について議論します。
<要旨>
●改善困難なインターネット環境の実態(例:集合住宅)
●「COVID-19」「GIGAスクール」で起こったこと
●課題の解決に向けた活動
●改善手法