渡邊孝也氏
ソフトバンク(株)
パケットネットワーク部モバイルIPネットワーク課
課長
2014年ソフトバンクモバイル株式会社(現、ソフトバンク株式会社)入社、インターネットPeering業務やWiFiコアネットワーク設計導入を経て、モバイルバックホール設計導入に従事
Interop Tokyo カンファレンス 2022
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渡邊孝也 氏
ソフトバンク(株)
パケットネットワーク部モバイルIPネットワーク課
課長
Segment Routing (2) : 商用デプロイメント
Segment Routing (SR) は多くの商用ベンダー製品やOSSでサポートされており、すでにコアネットワークやデータセンターネットワークなどの商用環境で利用されています。
初期のユースケースとしては「VPN」に焦点をあてて導入されることが多いですが、それに加えて「トラフィックエンジニアリング」や「Fast Re-Route (FRR)」など、さまざまな付加機能も利用可能です。このように、単一の技術でありながら、商用ネットワークの多くの要求を、既存技術と比べてより少ないプロトコルによって実現できます。SRは、今後の商用ネットワークの設計における標準的な選択肢の一つとなるでしょう。
このセッションでは、SRを実際に商用環境に導入し複数年運用した事例をいくつか紹介します。あらためてSRを導入した利点や現状の課題を整理し、今後のネットワーク設計に際しての知見となることを期待しています。