ミッコ・ヒッポネン

WithSecure Corporation Chief Research Officer

1969年生まれ。 1991年にWithSecure(旧社名:F-Secure)に入社。以来数千にのぼるウイルスの分析に従事し多くのサイバー犯罪の解決に貢献してきた。 コンピュータセキュリティに関する世界的な権威であり、New York Times、Wired、Scientific Americanなどの新聞/雑誌にリサーチ結果を掲載し、オックスフォード大学、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学での講義経験を持つ。様々なイベントで講演をしており、TEDには複数回出演している。また、多くのメディアからの取材記事に登場し、Vanity Fair 誌では9ページにわたる特集を組まれた。 Nordic Business Forumのボードメンバー、EUROPOLのアドバイザリーボードメンバーとしても活躍し、シンガポール金融管理庁に籍を置いている。

キリロムグローバルフォーラム2022

2022/04/29 〜 2022/05/05
  • 海外講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
  • 役員

ミッコ・ヒッポネン

WithSecure Corporation Chief Research Officer

サイバーパンデミック2021 〜 いかに激化する標的型攻撃の猛威に備えるか 〜

身代金要求型ウィルスの被害額は、2020年に前年度の4倍を超えたことがデータ分析会社の調べで明らかになりました。いま、顧客情報の抜き取りやマルウェア攻撃は激増。世界中で交通やエネルギーなど社会インフラへの攻撃も相次いで引き起こされています。 新型コロナウィルス感染拡大によるテレワーク社会の到来。DXを目的とするシステム統合の移行期におけるネットワーク脆弱化。東京五輪の開催。これらを背景とする2021年、世界と日本で何が起こっているのか。深刻さを増す攻撃に対し、企業は事業の継続と顧客の安全を守り抜くことができるのか。 本セッションでは、サイバー空間におけるセキュリティリスクの急激な拡大(サイバーパンデミック)を巡る世界的潮流と課題、具体的対策をテーマに、サイバーセキュリティ研究の世界的権威ミッコ・ヒッポネン氏による世界情勢の解説(動画出演)、専門家の意見を対話形式でお届けします。質疑応答も予定。