伊東英輝

アカマイ・テクノロジーズ合同会社クラウドソリューションアーキテクト

社会人になって、プリンターコントローラの設計、開発をしながら、事業部のUNIX サーバーのシステム管理を兼務。海外テックサポート部隊を立ち上げた後、オラクルに転職。携帯電話向けコンテンツ変換のプロダクトマネージャー、中国開発センターの立ち上げ、RFID のプロダクトマネージャーを経験した後、ミドルウェアのプリセールスを担当し、その難しさと面白さにはまる。アカマイに入ってから主にセキュリティ製品を販売していたが、パフォーマンス製品に魅了され、Linode 買収後はクラウドを担当している。

Qiita Conference 2024

2024/04/17 〜 2024/04/19
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • その他職名

伊東英輝

アカマイ・テクノロジーズ合同会社クラウドソリューションアーキテクト

中央集中型クラウドと分散エッジクラウドの共存によるスケーラブルアーキテクチャ

一極集中のクラウドアーキテクチャに限界を感じて、分散エッジと共存するプロジェクトが進んでいます。エッジコンピューティングはレイテンシーに敏感なアプリケーションに有効であり、オリジンサーバーの負荷分散というメリットもあります。静的なオブジェクトキャッシュだけでなく、アクセス制御、DDoS防御、ファイアウォール、フロー制御、地域分散、スロットリング、A/Bテスト、仮想待合室などの処理のエッジへのオフロードに加えて、データとコンピュートをエッジに近づけることができます。本セッションではエッジに処理が移行する背景とオフロードできる技術の説明、そして既存のクラウドと簡単に共存できるケースを紹介します。