佐々木芽生

ドキュメンタリー映画監督・プロデューサー、著述家

フリーのジャーナリストを経て1992年NHKアメリカ総局勤務。『おはよう日本』にてニューヨーク経済情報キャスター、世界各国から身近な話題を伝える『ワールド・ナウ』NY担当レポーター。 2008年『ハーブ & ドロシー 』(英題:Herb & Dorothy)で監督デビュー。ささやかな収入で世界屈指のアートコレクションを築いたNYの公務員夫妻を描いた本作品は、世界30を越える映画祭に正式招待され、米シルバードックス、ハンプトンズ国際映画祭などで、最優秀ドキュメンタリー作品賞、観客賞など多数受賞。NY、東京の劇場でロング・ランを記録した他、全米60都市、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどで公開される。 2013年、続編にあたる『ハーブ&ドロシー2〜ふたりからの贈りもの』完成、発表。第一作目とともに、北米、ヨーロッパ、アジアの劇場、美術館、大学、世界各国のアートフェアで現在も上映が続いている。 2014年NHK WORLD にて、日本の美術を紹介する英語番組 ART TIME-TRAVELERナビゲーター。 2016年秋、第3作目にあたる長編ドキュメンタリー映画「おクジラさま〜ふたつの正義の物語」(英題:A Whale of A Tale)完成。和歌山県太地町のイルカ漁をめぐる国際的な衝突を描いた本作は、2015年TOKYO Docsにて最優秀企画賞、2016年釜山国際映画祭コンペティション部門に正式招待されワールドプレミア上映後、世界各国の映画祭に正式招待。2017年ロードアイランド国際映画祭、トロント・リールアジア国際映画祭で、最優秀ドキュメンタリー作品賞受賞。2017〜2018年にかけて、日米で広く劇場公開された後、iTunes、アマゾンなどでインターネット配信中。 初の書き下ろしノンフィクション著作「おクジラさま」で2018年科学ジャーナリスト賞受賞。 1987年より米ニューヨーク在住。現在は、長編4作目に当たる「KITO: Survival of a Vanishing Village」制作のため、徳島県の限界集落、木頭に滞在中。

キリロムグローバルフォーラム2022

2022/04/29 〜 2022/05/05
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佐々木芽生

ドキュメンタリー映画監督・プロデューサー、著述家

世界の世論形成

ロシアのウクライナ侵攻で各国の世論に注目が集まりました。その世論形成をグローバルな視点で見たとき、日本はどれくらい世界をリードできていたでしょうか? 建築家、グローバルのNGO理事長、映画監督、そしてジャーナリストが、それぞれ専門性をもった職業の観点から世論形成の重要性、いかにして世論を動かしていくか、議論します。 世界から見た日本、また日本が世界のリーダーになるためのマインドとは。