八木信宏

京都大学イノベーションキャピタル株式会社 京都大学 投資第一部 産官学連携本部 支援投資委員 投資第一部長

京都大学イノベーションキャピタル株式会社にてアカデミア発ディープテックへの投資を行うキャピタリスト。事業領域を問わず、基礎研究の成果を基に新会社を組成する創業案件を得意とする。代表的なポートフォリオに日本発の核融合ベンチャーである京都フュージョニアリング株式会社やリーガルテック大手の株式会社LegalForceがある。京都大学ではアカデミア発スタートアップを連続創出する起業家クラブ“ECC-iCAP”のファウンダーとして起業エコシステムを構築。京都iCAP入社以前は、国内外において産官学の研究所に所属した広範な研究経歴を持ち、前職の大手製薬会社では学際融合による新事業領域の立ち上げを主導した。事業開発ライセンスの経験を有し、これまで関与した導出入契約の総額はUSD1Bを超える。現在も化学や医学領域での教育研究を継続している。博士(薬学)

01Booster Conference 2022

2022/11/28 〜 2022/12/02
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 管理職

八木信宏

京都大学イノベーションキャピタル株式会社 京都大学 投資第一部 産官学連携本部 支援投資委員 投資第一部長

京都大学発。客員起業家と取り組む新ビジネス創造

大学に潜在する研究成果や知を活用して新たな市場の創出を目指す、「イノベーションの担い手」として期待される大学発ベンチャー。経産省の調査では2021年に企業数、増加数とも過去最高を記録しています。一方、大学発スタートアップは人材獲得をはじめ多くの課題を抱えており、ビジネスを生み、育むための土壌のさらなる充実も求められています。 本セッションでは、京都大学イノベーションキャピタル株式会社投資第一部 部長・事業企画部 シニア・マネジャーの八木 信宏氏をお招きし、京都大学発スタートアップの支援を行うエコシステムのコンセプトを伺います。また、同社が新たに取り組む客員起業家制度(EIR)の活用など、「20 年後の世界を変える」スタートアップを質量ともに効率的に生み出す体制づくりとその将来像について伺います。