廣瀬陽子

慶應義塾大学 総合政策学部 教授 Keio University Global Research Institute 副所長

慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了・同博士課程単位取得退学。政策・メディア博士(慶應義塾大学)。2016年より現職。国家安全保障局顧問(2018~20年)、経済産業省産業構造審議会臨時委員、資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会臨時委員など、政府の委員等も数多く歴任。専門は国際政治、旧ソ連地域研究。『未承認国家と覇権なき世界』(NHK出版)『ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略』(講談社現代新書)など著書多数。

Security Management Conference 2023 Winter

2023/12/13 〜 2023/12/14
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  • 教授

廣瀬陽子

慶應義塾大学 総合政策学部 教授 Keio University Global Research Institute 副所長

迫り来るハイブリッド戦争:その脅威と求められる対抗策~いま問われる日本の安全保障とセキュリティ~

2014年のクリミア併合以後、ロシアのハイブリッド戦争が世界の脅威として強く認識されるようになった。ハイブリッド戦争は世界に共通した脅威であり、日本にとっても他人事ではない。とりわけ、サイバー攻撃や情報戦・認知戦は、AIの向上もあり、ますます容易かつ巧妙に展開されるようになっており、我々はハイブリッド戦争が常態化する世界の中で生きていると言える。このようなハイブリッド戦争に、日本はどのように対抗してゆくべきなのかを検討する。