日下部貴彦

東京大学空間情報科学研究センター准教授 兼 阪急阪神ホールディングス データアナリシスディレクタ

2010年9月神戸大学大学院工学研究科博士後期課程を修了後、東京工業大学大学院理工学研究科 助教、東京大学空間情報科学研究センター 講師を経て現職に至る。交通工学を基礎とした情報工学との融合分野を専門としている。

DXが変革するマネジメントのあり方やエンタテインメントの世界 in デジタル甲子園

2021/09/07 〜 2021/09/10
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日下部貴彦

東京大学空間情報科学研究センター准教授 兼 阪急阪神ホールディングス データアナリシスディレクタ

阪急阪神と目指す、鉄道グループのビッグデータ利用への挑戦

明治期に誕生した民間鉄道経営は、日本独自のビジネスモデルです。阪急阪神ホールディングスではグループが所有する移動、購買、娯楽等の多種多様なデータを活用し、企業価値の向上だけでなく、沿線の顧客体験の向上や社会貢献にむけた取り組みを進めています。こうした都市に関わる多くのデータを一企業だけでなく社会で活用できる世の中を築く第一歩として、2021年4月より阪急阪神ホールディングス内にデータアナリシスラボを開設することになり、私は東京大学に籍をおきながら、データアナリシスディレクタに就任しました。企業内のデータ活用に向けて活動した約半年の成果、今後の活動方針についてご紹介します。