浅見彰宏

特定非営利活動法人福島県有機農業ネットワーク 理事長

ひぐらし農園主宰。特定非営利活動法人福島県有機農業ネットワーク理事長。 1995年鉄鋼メーカーを退職し有機農家での研修を経て、1996年に自給的な暮らしを求め福島県喜多方市の山間部に移住。圃場内で資源が循環する有畜多品目栽培の小さな有機農園を営む。2001年より江戸時代中期から続く水路・本木上堰(もときうわぜき)と上堰棚田の保全活動を開始し「本木・早稲谷 堰と里山を守る会」を結成。2021年第50回日本農業賞食の架け橋部門奨励賞受賞。2022年上堰棚田が「つなぐ棚田遺産」に認定される。東日本大震災後は福島県の農業の復興に県内の有機農家たちと取り組む。近年は学校給食の食材の有機化や、子供たちの農業・自然体験のための地域活動にも注力している。主著『ぼくが百姓になった理由』(コモンズ、2012年)

未来まちづくりフォーラム

2024/02/21 〜 2024/02/22
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浅見彰宏

特定非営利活動法人福島県有機農業ネットワーク 理事長

脱サラ、移住、そして農家へ。ビジネスパーソンが見たRegenerating Local

世界的に再生農業 (Regenerative Agriculture)という化学肥料や農薬を減らして環境負荷を下げる一方、土中の微生物などの力を最大限引き出して、生物多様性や労働者の健康を守ろうという農業が注目されている。高温多湿な日本の気候において、どのようにこれが展開されており、どのような現状にあるのか?今後の展開をどのように見通しているのか。有識者や実践者の議論から日本のクリティカル・イシューを考える。