白木康浩氏
信州大学医学部附属病院
医療情報戦略室 室長
2004年信州大学に入職後、医学部附属病院、文部科学省(行政実務研修生)、信州大学財務部等を経験した後、2015年より再度、医学部附属病院で勤務。病院内では、購買業務実務責任者および、2020より病棟改修のプロジェクトマネジャーを務め、2024年度より医療情報戦略室 室長に就任。また、DXに関しては、2018年よりRPAを病院事務業務に適用するなど、医療における業務プロセスの改善に対し積極的に関与しており、院外においても、2022年長野県医療DXコミュニティ、医療RPAユーザー会を設立する等、医療DXの普及・推進に努めている。
プロセスマイニング コンファレンス 2024 生成AI時代のプロセスジャーニー ─業務プロセスのたゆまぬ可視化/分析/改善が導く競争優位─
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白木康浩 氏
信州大学医学部附属病院
医療情報戦略室 室長
医療現場の働き方改革へ! 信州大学病院がプロセスマイニングの活用で目指すこと
長野県松本市の信州大学医学部附属病院は、特定機能病院/高度救命救急センター指定病院として、地域に最先端の医療を提供するだけでなく、高度医療人の育成や先端的な医学研究にも力を注いでいます。その中で同病院の放射線部門では、他部・科と密接に連携しながら画像診断や放射線治療等を担う過程で、業務が逼迫して医師やスタッフの業務過多の問題を抱えていました。
医療現場での働き方改革に向けて同部が着目したのがプロセスマイニングです。業務プロセスの可視化によって目に見えない種々の問題を掘り起こし、プロセスの改善・最適化と業務効率向上につなげるプロジェクトが進行しています。本セッションでは、国内医療業界におけるプロセスマイニング活用の先駆けとなる同病院の取り組みを、プロジェクトチームのキーパーソンが解説します。