門野貴明

東日本電信電話(株) ビジネスイノベーション本部 ソリューションアーキテクト部 先端技術グループ グループ長

NTT入社後、次世代ネットワーク「フレッツ光ネクスト」の開発やWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi」の開発など多数の研究開発やサービス創出に従事。 現在は、先端技術(AI,IoT,ローカル5G等)を活用したビジネス展開やソリューションモデル創出を推進する部門を立ち上げ、社会課題の解決や地方創生、産業DXの加速に取り組んでいる。

Interop Tokyo カンファレンス 2022

2022/06/15 〜 2022/06/17
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
  • 管理職

門野貴明

東日本電信電話(株) ビジネスイノベーション本部 ソリューションアーキテクト部 先端技術グループ グループ長

ローカル5G最前線2022 ~実状・役割・課題・可能性~

ローカル5Gは、2019年12月の一部先行制度化以降、2020年12月のバンド追加・拡大を経つつ成長し、いまでは免許の取得者が100前後に到達しました(「実験試験局」も含めると150免許人程度)。とくに2021年以降は、本命視されていた「サブ6(4.6GHz帯)」や「SA (Stand Alone)方式」での取り組みが広がってきています。くわえて懸案とされていた基地局の費用も下がり、2022年はいよいよ普及期に入ってきたと言えます。 本セッションではローカル5Gについて、この2年半の間に多様化してきた「ユースケースの実例・実情」を紹介します。ついで、「ローカル5Gが今後果たすべき役割」や「残された技術的課題」といった環境面を検討します。 最後に、「3GPP Release16以降を見据えての、さらなる発展の可能性」についても議論します。