外山達也氏
楽天モバイル(株)
クラウドエンジニアリング部
2007年に大手通信ベンダへ入社 - テレコム向けアプリケーション開発業務に従事 - アプライアンス製品や仮想化製品の設計・開発を担当 - 3GPP標準化、主にIMS Core関連の提案活動を実施 2019年に楽天モバイルへ入社 - 5Gコンテナプラットフォーム向けのインフラ開発・構築 など
Interop Tokyo カンファレンス 2022
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
外山達也 氏
楽天モバイル(株)
クラウドエンジニアリング部
クラウドネイティブ5Gは本当に実現するのか
2021年夏の「AT&Tとマイクロソフトの提携」や、2022年春のMWCにおいて発表された「楽天シンフォニーの一連の動向」など、モバイル分野では、キャリアグレードのネットワーククラウドへの関心が高まっています。前者は、AT&Tの5G Core(5GC)および関連のワークロードをAzure for Operatorsへ移行させようとする動きですし、後者は、楽天シンフォニーによる、(1) AT&Tとの協業、(2) Robin.io社(Kubernetesプラットフォーム)の買収、(3) シスコとのOpen RANでの戦略提携といった動きです。
たしかに5GCはクラウド上での実装が可能ですが、一方で、スケーラビリティや信頼性については未知数でもあります。
そこで本セッションでは、モバイルインフラのエキスパートおよび国内外の動向に詳しいアナリストとともに、期待の高まっているクラウドネイティブの“現在地点”を検証するとともに、今後の展開について議論します。