安岡美佳

ロスキレ大学 准教授 北欧研究所 研究所主宰

ロスキレ大学准教授/北欧研究所代表/一橋大学客員研究員/一般社団法人スマートシティ・インスティテュート、エグゼクティブアドバイザー/メンバーズ社外取締役。京都大学大学院情報学研究科修士、東京大学工学系先端学際工学専攻を経て、2009年にコペンハーゲンIT大学博士取得。北欧におけるITシステム構築手法としての参加型デザインやリビングラボの理論と実践、それら手法の社会文化的影響に関心を持つ。近年では、IoTやコンピュータシステムが人々のより良い生活にどのように貢献できるか、社会課題の解決に、参加型デザインやリビングラボの知見を応用するプロジェクトに取り組んでいる。著書に『北欧のリビングラボ』(2022年12月)、『リビングラボの手引き – 実践家の経験から紡ぎ出した「リビングラボを成功に導くコツ」』、『37.5歳のいま思う、生き方、働き方』など。

JBpress DX Week 2024 <春>

2024/03/18 〜 2024/04/01
  • 国内講演者
  • 教育・研究機関
  • 基調講演
  • 教授

安岡美佳

ロスキレ大学 准教授 北欧研究所 研究所主宰

日本の自治体におけるDX革命: デンマークの成功事例からの学びとウェルビーイングな未来への展望

本講演では、「日本自治体のDX革命への道のり」をテーマに、デンマークの自治体DXの成功・失敗事例から、日本の自治体がデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める際に参考となる視点を提示していきます。2000年代に進められたデンマーク自治体のDXのプロセス、成功・失敗事例、さらに、デジタル化に伴って進められた組織改革や人材育成の実践事例を紹介し、デンマークのDX成功要因を分析、日本が学び取り入れられることは何か、デンマークとの比較において日本の自治体におけるDX推進の障害となりうる事柄について読み解いていきます。