山縣正幸氏
学校法人近畿大学
経営学部教授
近畿大学経営学部教授。博士(商学)。研究領域は、経営学史。なかでも、ドイツ語圏におけるステイクホルダー型企業理論や経営管理論の展開を中心に研究。近年は、価値循環概念を軸にサービスデザインやデザイン志向的経営、アントレプレナーシップにおける審美性や感性的判断にも関心を抱いている。研究とともに、ゼミでは企業との共同実践も展開中。主著に『企業発展の経営学』(単著、千倉書房、2007年)、『DX時代のサービスデザイン』(共著、丸善出版、2022年)、『多様な組織から見る経営管理論』(共著、千倉書房、2023年)など。この他にも、国立能楽堂パンフレット(毎月刊行)解説も執筆。
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山縣正幸 氏
学校法人近畿大学
経営学部教授
Well-beingと人的資本経営
Well-beingと人的資本経営に必要な「3つのパラダイムシフト」とは?
労働人口が減少し、ビジネス環境も変化する中で「Well-being」や「人的資本経営」が注目され、様々なイベントでも取り上げられ、その考え方や実践についての情報に出会うことができる状態になっています。
本セッションでは、敢えてそれらを言葉としては掲げず、ただその「本質」や「哲学」を大切にしながら、各フィールドで探求・実践している4名が企業とアカデミアというセクターを越えて対話するからこそ、これからの時代に大切にされるべき3つの新しい思考やその実践について、皆さんと出会っていきます。経営者や組織を見る立場の方だけではなく、一人ひとりが主体となる「パラダイムシフト」を起こす新しい考え方やその実践について出会うことができる時間を創造します。
1. パーパスの主体を、企業から「人」へ
2. 人的資本を企業の枠で捉えず、枠を超えた「共鳴資源」として捉える
3. 年度の戦略と実行の経営ではなく「創造しつづける経営」