手塚悟氏
慶應義塾大学
環境情報学部 教授
1984年慶應義塾大学工学部数理工学科卒.同年(株)日立製作所入社,2009年度より東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授,2016年度より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授,2019年9月より慶應義塾大学環境情報学部教授、現在に至る。 2020年度総務省「情報通信月間」総務大臣表彰,個人情報保護委員会委員(国会同意人事), デジタル社会構想会議データ戦略推進WG構成員、トラストを確保したDX推進SWG座長,総務省トラストサービスに関する研究会座長,デジタル庁・総務省マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載等に関する検討会座長等。 デジタルトラスト協議会代表、日本トラストテクノロジー協議会代表,日本セキュリティ監査協会会長,第5世代モバイル推進フォーラムセキュリティ調査研究委員会委員長、情報ネットワーク法学会理事長,日本セキュリティ・マネジメント学会常任理事,デジタル・フォレンジック研究会理事等。
地方自治情報化 推進フェア2022
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
手塚悟 氏
慶應義塾大学
環境情報学部 教授
デジタル田園都市国家構想に向けた地方デジタル化戦略 ~誰もがいきいきと暮らせる地域社会を目指して~
地方を活性化する手段としてデジタルをどのように活用できるのか、現在の公的個人認証サービスなど日本のトラストサービスの状況や、地方自治体として、民間企業としてどのような戦略を描く必要があるのかについてディスカッションしていただきます。
Interop Tokyo カンファレンス 2022
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
手塚悟 氏
慶應義塾大学
環境情報学部
教授
ゼロトラストネットワークの実実装に向けて激変するIDアーキテクチャ
さまざまなサイバーセキュリティの脅威が高度化し、ゼロトラストネットワークが標準的な考え方になる中で、すべての情報資産を把握・管理する方法の1つとして、“ID”の重要性が高まっています。
いまは多くの場合、「人を一意に識別し、認証・認可などに使用する識別子」としてIDが用いられています。その一方で、高度化する脅威、認証連携、そして情報資産の適切な把握と管理のための、「人だけでなく、情報セキュリティに関わるすべてを把握・管理する手段」としてのIDの重要性も高まってきています。
本セッションでは、こうした「現在のIDを取り巻くさまざまな課題」と「明日から取り組むべきID」について、セキュリティおよび相互運用の視点から紹介します。具体的には、(1) ディレクトリサービス(X.500)を含むIDの基本、(2) ゼロトラストネットワークにおけるID、(3) マイナンバーをはじめとする政府が推進するID、(4) 分散ID、(5) 米国政府におけるIDの活用――などについて取り上げます