手島直樹氏
小樽商科大学大学院 商学研究科 教授
慶應義塾大学商学部卒、米ピッツバーグ大学経営大学院MBA。CFA協会認定証券アナリスト、公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。1996年アクセンチュア入社。2001年、日産自動車株式会社入社、財務部、IR部を経て2009年に独立し、インサイトフィナンシャル株式会社設立。2015年4月、小樽商科大学准教授。2018年10月、同教授。著書に『経営者こそ投資家である』(2020年)、『株主に文句を言わせない!バフェットに学ぶ価値創造経営』(2016年)、『ROEが奪う競争力』(2015年)、『まだ「ファイナンス理論」を使いますか?』(2012年、以上、いずれも日本経済新聞出版)。
第23回CFOフォーラム・ジャパン2023
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手島直樹 氏
小樽商科大学大学院 商学研究科 教授
企業は「上場リテラシー」を向上させ、 攻めのエンゲージメントを目指せ
「市場リテラシー」とは、投資家の目線で自社を分析・評価し、そして戦略を策定する能力である。これらの能力は投資家機能とも言えるものだが、こうした機能の企業内での「内製化」こそ上場企業が株式市場において正当な評価されるために不可欠である。そのために必要となる人材像やファイナンス機能のあるべき組織の姿を考えてみたい。