横山禎徳氏
社会システムズ・アーキテクト
社会システムズ・アーキテクト。1966年東京大学工学部建築学科卒。ハーバード大学デザイン大学院都市デザイン修士、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修士。前川國男建築設計事務所、デイビス・ブロディ・アソシエーツにおいて建築デザインに従事。1975年にマッキンゼー・アンド・カンパニー入社。同社シニア・パートナー、東京支社長を経て現在は、社会システムズ・アーキテクトとして「社会システム・デザイン」の方法論の開発、普及に注力している。
第16回 DXフォーラム
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横山禎徳 氏
社会システムズ・アーキテクト
DXの前に「社会システム・デザイン」だ!
結果がDXになるのであって、DXを目的にしてはならない。「DXで何をやるか」、「DXを何に使いたいか」が最初にあるべきで、そうでなければ、過去の数度の失敗をまた繰り返すだけです。DXの前にまず「社会システム・デザイン」 。つまり、 何を達成したいかを「社会システム・デザイン」の作業を通じ明確にしてから、デジタル化を図るべきです。ゴールの姿が明確に見通せない難しい課題を解決していくには、絶えず仮説を組み立てて繰り返し検証し、「問題の裏返し」ではない戦略を形作る。そして、求めているDXにたどり着くためには無理をする覚悟が必要。変化し続けるダイナミックなプロセスの中で課題解決に向かうために必要な「社会システム・デザイン」について概説します。