深川祐太氏
慶應義塾大学
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Interop Tokyo カンファレンス 2021
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深川祐太 氏
慶應義塾大学
DX時代のネットワークとは? 〜ネットワークエンジニアは「いま」何をすべきか〜
社会、企業においてデジタルトランスフォーメーション(DX)化の波が押し寄せてきています。そしてそれを支えるITインフラには、さらなるスピートと柔軟性はもとより、単なる“インフラ”以上の付加価値が求められつつあります。たとえば我が国においても、デジタル庁の設立による政府・省庁の全国ネットワークの統合・高付加価値化のうごきなど、象徴的な大改革が進められています。
そうしたネットワーク(インフラ)を構成するコンポーネントの上には、いまやさまざまな機能を実現するための複数のソフトウェアが実装されるようになってきました。さらには、それらのリモートからの集中管理による、ゼロタッチでの導入・構築や、その後の運用も可能になっています。こうしたネットワーク機器の技術発展が外形的にもたらす「ソリューションメニューの拡充」や、さらには「ビジネスモデルの変革」といったメリットの裏側で、エンジニアによる構築・運用は日々複雑さを増しています。これは従来の「プロトコルベース」から「ポリシーベース」への変化(高度化・複雑化)であるとも言えます。
本セッションでは、変化を続ける「DXネットワークの最新情報」についてベンダーの技術担当ネットワークエンジニアからポイントを解説するとともに、「今後の方向性」や「ネットワークエンジニアに求められるスキル」を議論します。
<要旨>
・ネットワークにおけるデジタルトランスフォーメーション化とは何か?
・DXに求められるネットワークの転換点についての考察
・具体的なネットワークの構成、構築、運用における変革
・ネットワークエンジニアは、何をするべきか?