野田孝氏
エヌビディア(同)
ソリューションアーキテクチャ & エンジニアリング 部
1992年ノーザンテレコム ジャパン(ノーテルネットワークス)入社、通信事業者や企業向けに様々なネットワーク製品の技術サポートや提案活動に従事。その後、アルカテル・ルーセント(現ノキアソリューションズ&ネットワークス)、ジュニパーネットワークスにてスイッチ、ルーター、セキュリティなどの幅広い製品の提案活動に従事。2018年メラノックス テクノロジーズ入社、データセンターソリューションの提案活動に従事し、エヌビディアによる買収に伴い現職。通信事業者向けにSmart NICやDPUなどのネットワーキング製品の提案や啓蒙活動に従事。
Interop Tokyo カンファレンス 2023
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野田孝 氏
エヌビディア(同)
ソリューションアーキテクチャ & エンジニアリング 部
IOWN(2):Smart NICがもたらすコンピューティングインフラの進化 〜IPUとDPU〜
数年前から、IPU (Infrastructure Processing Unit)・DPU (Data Processing Unit)といった「Smart NIC (Network Interface Card)」が登場し、市場の注目を集めています。これらは「プロセッサ付きのNIC」と例えていいでしょう。
本セッションでは、そうしたSmart NICについて、「そもそも どのようなものなのか」「なぜ必要になってきたのか」「こうしたNICの進化によって、IOWNを始めとするネットワークやコンピューティングのインフラは今後どのように進化していくのか」といった、実態と需要と将来性について議論します。
また、インフラの高度化へのIPU・DPUの適用を見据えて、Smart NICのプログラミング環境を整えるためのオープンソースプロジェクト『Open Programmable Infrastructure (OPI)』が、Linux Foundationの下で始まっています(2022年6月発表)。これはネットワーク/ストレージ/セキュリティなどの各領域において、APIの簡素化によって、IPU・DPUのポータブルかつ高パフォーマンスな活用を目指す活動です。このOPIについても紹介します。
<要旨>
●IPU、DPUとはなにか?
●IPU、DPUのユースケース、メリット
●Open Programmable Infrastructureの活動概要