黒田敏氏
東京建物株式会社
新規事業開発部
課長代理
1989年北海道亀田郡七飯町生まれ。2012年同志社大学商学部商学科卒業。同年、東京建物株式会社入社し、住宅販売業務に従事。その後、マンション開発業務を経験したのち、新たなマンション販売の形を追求し、コミュニティ施設併設のモデルルーム「OOOI」を開発。地域コミュニティの希薄化を解決するモデルルームとして評価され、2019年GOOD DESIGN賞BEST100受賞。その後、2020年ソリューション推進部インフラPPP推進グループに所属し、PPP事業の投資検討業務に従事。現在新規事業開発部インフラ・PPP推進グループにて、新規事業開発を通して、新たな不動産ビジネスの可能性を追求。都立公園初のPark-PFI事業、都立明治公園プロジェクトの責任者として、事業推進中。不動産開発に加え、都市型スパブランド「TOTOPA」の立上げを行い、箱貸しの不動産業からコンテンツを創り出す新たなデベロッパーを目指し、日々奮闘中。妻と娘2人の4人家族。神奈川県逗子市在住。趣味は、キャンプとサウナ。
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黒田敏 氏
東京建物株式会社
新規事業開発部
課長代理
Well-Being産業の創出へ向けて、ワークライフバランスの生活動線をどう設計するのか
20世紀初頭の工業化とともに労働時間が大幅に短縮され、いかに“余暇(leisure)”を過ごすかという課題が生まれ、ディズニー、ハリウッド映画、テーマパーク、ゲームといった巨大な“レジャー産業”を生み出しました。
今後、ITやAIが導入されるとリモートワークのみならず、より効率的な仕事が可能となり、“ワークライフバランス”がもっと重視されていくことでしょう。例えば、健康一つをとっても年1回の健康診断では無く、逐次、健康データをチェックしながら、食事から運動、睡眠までの健康管理、家庭から職場環境までの滞在と移動における生産管理や精神衛生管理がテーマとなり、その時、“Well-Being産業”が創出されるといっても過言ではありません。
その時、仕事と生活における Well-Beingな動線をどのようにデザインしていこうと企業が考えているのか。マクロな生活インフラから職場・家庭の現場まで、未来の暮らし方を議論します。