泉谷由梨子氏
ハフポスト日本版編集長
1983年生まれ。慶應大学総合政策学部を卒業後、2005年に毎日新聞社に入社。2013年に退職後、シンガポールに転居し、日系出版社で編集者、NGOで広報職員として勤務。2016年に帰国しハフポスト日本版に。ジェンダー平等や働き方、子育て、男性育休のキャンペーン報道をリード。2018年副編集長、2021年6月より現職。
朝日地球会議2022
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泉谷由梨子 氏
ハフポスト日本版編集長
「幸せ」に生きるための教育とは?
課題が山積みの時代、未来を切り開く次世代の英知を、私たちはどのように育てていけばいいのか?…と、つい言いたくなってしまいますが、ちょっと、子どもに背負わせる荷物が多すぎませんか?日本の子どもの精神的幸福度の世界ランキング(ユニセフ、2020年9月)は最下位から2番目です。だからこそ、まずは、子どもの「幸せ」を増やしていく教育について考えてみたい。未来を創造するどんな力も、まずはその人自身の幸福な暮らしがなければ得られないものだからです。
未来まちづくりフォーラム
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泉谷由梨子 氏
BuzzFeed Japan株式会社 ハフポスト日本版編集長
「未来まちづくりフォーラム」オープニング特別シンポジウム ーSDGs2024「ポストSDGs検討元年」を迎えてー
SDGsは15年9月の採択以降、4年ごとにストックテイクされており、19年と23年にSDGサミットが開催。次回は27年で、30年まであと3年というタイムラインになる。SDGsの前身であるミレニアム開発目標(MDGs)が期限の3年前から検討された。これに倣うと、ポストSDGsの議論が27年には始まるであろう。 そこで、日本企業は、ポストSDGsに向けて、ターゲットレベルでの当てはめを行う「規定演技」を終えて、その上で、自社の強みを発揮できる「自由演技」を進めていけるポテンシャルの高い日本企業は多い。その結果、SDGsの17目標では足りない部分 を発見し、それを補完して、日本発で新たな目標の提案につなげていくこともあっていいのではないか。SDGsについてピクトグラムを並べた、よく目にする図版では、「18番」の部分が空いている。その18番目の目標を提案していくのである。これがポストSDGsの提案につながっていく。まずは、2025大阪・関西万博の機会を、日本の「自由演技」の国際社会への発信場所にしていくべきだ。 30年に向け中間点を超えた今、24年を「ポストSDGsの検討元年」にしたい。