茨木康充

ヤマハ発動機株式会社 生産技術本部 設備技術部 部長

国内で製造技術、SCM管理、生産課長を経験し、インド駐在時は生産企画・事業企画に従事。業務プロセスを一連で経験した後、2019年より製造DX技術開発を主導。技術の内製化と現場DX人財育成に力をいれている。

Manufacturing DX Summit 2023 製造業DXとものづくりの未来

2023/01/25 〜 2023/01/27
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
  • 管理職

茨木康充

ヤマハ発動機株式会社 生産技術本部 設備技術部 部長

ヤマハ発動機のDX:現状課題を現場主体で変えていくプロセス改革 ~ 現場と生産技術と分析部門の連携事例 ~

ヤマハ発動機では 2019 年に Google Cloud をデータ分析プラットフォームとして導入し、製造・SCM 領域から営業・マーケ領域に至るまで様々なデータ分析プロジェクトに利用してまいりました。特に “モノづくり” 領域では、スマートファクトリーの活動を “Value Innovation Factory(VIF)”と 名付けています。これは、単に自働化、省人化を行うことでなく、“人の価値” を追求し、人の可能性(Human Possibilities)を拡げていこうとするものです。ヤマハ発動機におけるDX の D(Digital)はあくまで手段であり、X(Transformation) を目的として、工場で働く人の価値を変える改革を目指しています。本セッションでは、「感動体験をお客様に届ける」を実現するために、製造現場におけるデジタル化ありきではないDXと、300 名以上が利用しているGoogle Cloudの分析基盤の活用事例についてお話いたします。