小川昌寛氏
安川電機
代表取締役社長
1964年生まれ。87年に九州芸術工科大学(現九州大学)芸術工学部を卒業し、同年安川電機製作所(現安川電機)入社。2010年米州統括 米国安川取締役会長、12年執行役員 米州統括 米国安川 取締役会長、16年執行役員 ロボット事業部長、22年代表取締役 専務執行役員 ロボット事業部長を経て、23年から現職。
AIリーダーズ会議 2025 Spring
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小川昌寛 氏
安川電機
代表取締役社長
人とAIはどこまで協働できるのか
生成AIをめぐる開発競争がグローバルで激化するなか、AIと人や社会との関係性への関心が改めて高まっている。AIと社会の在り方に詳しく、世界の39人で構成された国連のAIに関する諮問機関メンバーも務めた江間有沙氏の目には、AIのリスクと可能性はどう映っているのだろうか──。「可能性」として期待がかかる分野の一つが、日本が得意とするロボットの分野だろう。メカトロニクスとAIの融合において日本で先陣を切る安川電機で、小川昌寛氏は人が行っている曖昧な判断ができるロボット開発に積極的だ。“自律”したロボットは生産現場、あるいは社会をどう変えていくのか。それぞれの専門家である二人の視点から迫っていきたい。
