人を幸せにするAI社会の創造に向けて
チャットGPTなど生成系AIの普及により、AIとの共存の方法が世界的に模索されています。人を幸せにするAI社会の創造に向けて、「機械中心」ではなく「人間中心」に考える「ヒューマンファーストイノベーション」を提唱してまいりました。国連「AIのある未来」プロジェクトから浮かび上がった課題と対処法、AIと共存する時代において求められるスキルやマインドセット、真のAI活用などについてお話ししたいと思います。
お茶の水女子大学理学部卒業(数学)、東京大学大学院修士課程修了(社会学)、同大学院博士課程単位取得満期退学、英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院博士課程修了Ph.D.取得 (社会科学)。ハーバード大学、ケンブリッジ大学研究員などを歴任。国連「AIのある未来」共同代表。主な単著書『デジタル・ウィズダムの時代へ 』(新曜社,2016年,テレコム社会科学賞入賞).総務省情報通信審議会など委員歴も多数。
『デジタル人材育成とデータ活用で加速する企業風土変革』
コロナの影響は人々の生活を様変わりさせただけでなく、経済・産業全体に大きな変化をもたらしました。またリモートワークに代表されるように、さまざまな現場でデジタル化への移行が進みつつあります。旭化成では2021年度に「 Asahi Kasei DX Vision 2030 」を策定し、人・データ・組織風土の変革を進めています。本セッションでは、旭化成が進めるデジタル技術適用事例の他、デジタル人材教育を通じた企業風土変革について紹介させていただきます。
大学卒業(情報工学)後1988年4月旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)に入社。エンジニアリング部門に所属し、画像センシングシステム開発に従事。その後ERP導入プロジェクトに参画。さらに生産管理、計画最適化、設備診断など工場系システム開発を多数経験し、2018年に生産系のDX推進組織を発足。2021年に全社組織であるデジタル共創本部発足に伴い、生産だけでなく営業・マーケ領域のDX責任者も務め、2022年4月から現職。
必要とされるのは「人」を中心としたデジタル変革
機械による自動化やAIの利用など日々新しいトピックが登場し、現代の企業・組織にとって避けて通ることのできなくなった業務のデジタル変革。しかしたとえ高度にデジタル化を遂げた後でも、あらゆる仕事の中心にあるのは人間です。本セッションでは、働く人々を中心に考えるDXのあり方を紐解くとともに、そのユースケースから実際のアプローチ例をご紹介します。
(講演者のプロフィールは、各イベントサイトからご確認ください)
破壊的新規事業の起こし方
「破壊的なイノベーション」とは、その企業の既存顧客に見せても、その顧客が重視する性能が低すぎるため買ってもらえないような新製品や新サービスのことです。そして、新規事業のアイデアは①ライバル企業にとって破壊的か持続的か、②自社にとって破壊的か持続的か――により、2×2の4通りに分類できます。本講演では、ライバル企業が自ら逃げ出すような「破壊的新規事業」を起こすための戦略について解説します。
ハーバード大学大学院修士課程にてマイケル・ポーター教授から学ぶとともに、クレイトン・クリステンセン教授から破壊的イノベーションのマネジメントについて指導を受ける。博士(学術)(東京大学)。研究・イノベーション学会評議員。平成23年度TEPIA知的財産学術奨励賞「TEPIA会長大賞」受賞。著書に『日本のイノベーションのジレンマ第2版 破壊的イノベーターになるための7つのステップ』などがある。