サイバーセキュリティは経営課題から経営責任へ ~ DX時代において多様化・巧妙化するリスクと対策の最前線 ~

あらゆるものにITが活用され、DXが社会に浸透してその効用が発揮される一方、情報セキュリティ面のリスクが増大し、それに対するガバナンス強化も謳われるようになりました。 また、経済安全保障の観点から、自社グループのみならず、ビジネスパートナーや自社のサプライチェーンまでを含めたサイバーセキュリティの確保が重要となっています。 このようなビジネス環境において、CISOをはじめとした経営層は、セキュリティ対策を一過性の「経営課題」と捉えるのではなく、ステークホルダーに損害を与えないための「経営責任」ととらえ、リーダーシップを十分に発揮することが求められています。 本カンファレンスでは、サイバーセキュリティ対策を推進するために、経営層やITセキュリティ部門が、どのような役割を果たさなければならないのかについて考察・提言していきます。

サイバーセキュリティは経営課題から経営責任へ ~ DX時代において多様化・巧妙化するリスクと対策の最前線 ~

2022/12/12 〜 2022/12/12
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 管理職

足立道拡

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 DXセキュリティプラットフォーム事業本部 本部長

1,800社への実態調査が示唆するサイバーセキュリティ経営の要諦 ~CISOが果たすべきリーダーシップと近未来に備えるべきこととは~

日本企業はサイバーセキュリティ脅威が高度化・複雑化する中で、セキュリティ人材不足という逆風を前提として、セキュリティ対策を実践していく必要がある。本年実施した1,800社へのセキュリティ実態調査の結果から見えてきた、CISOがサイバーセキュリティ経営でリーダーシップを発揮するための具体的な要諦と近未来への備えについて解説する。

サイバーセキュリティは経営課題から経営責任へ ~ DX時代において多様化・巧妙化するリスクと対策の最前線 ~

2022/12/12 〜 2022/12/12
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • その他職名

藤井秀之

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 セキュリティアーキテクチャコンサルティング部 シニアセキュリティコンサルタント

デジタルトラストを巡る国内外の議論動向と事業者に求められる対応

2023年は日本でG7が開催される年であり、デジタル領域においても日本が提唱しているDFFT(信頼性のある自由なデータ流通)の実現に向けた具体的な議論がなされる予定となっている。この実現においては、DFFTのT(Trust)を如何に確保するかが、重要な論点の一つとなる。 本講演では、デジタル上のトラスト確保・強化にあたり、検討が必要となる論点として、デジタルアイデンティティ管理やサプライチェーンにおけるセキュリティリスクなどを紹介した上で、経済安全保障法制を始めとする国内外の法規制の議論動向等も踏まえ、企業に求められる対応について紹介する。

サイバーセキュリティは経営課題から経営責任へ ~ DX時代において多様化・巧妙化するリスクと対策の最前線 ~

2022/12/12 〜 2022/12/12
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 管理職

観堂剛太郎

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 DXセキュリティコンサルティング事業本部 本部長

DX時代におけるサイバーセキュリティ対策の本質 ~求められるセキュリティの「質」と「量」~

DXの進展とクラウドシフトの加速により、企業における攻撃対象領域(アタックサーフェス)が拡大している。加えて、重要インフラ事業者においては監督官庁からのセキュリティ対策推進や法令遵守の要請が強まっている。これらの状況の中で、多様な脅威に打ち勝ち、企業がためらいなく新たなビジネスに挑戦していくためには、サイバーセキュリティ対策を抜本的に見直す必要がある。そして、重要システムだけではない裾野への対応と、シフトレフトがそのカギを握る。DX時代において企業に求められるサイバーセキュリティ対策の本質について解説する。

サイバーセキュリティは経営課題から経営責任へ ~ DX時代において多様化・巧妙化するリスクと対策の最前線 ~

2022/12/12 〜 2022/12/12
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 社長

クロサカタツヤ

株式会社 企 代表取締役

サイバーフィジカル時代の経営とセキュリティ

5G、AI、IoT等のデジタル技術の進化は私たちの日常生活を大きく変化させ続け、ネットと現実の境目がない「サイバーフィジカル」の時代が到来しつつある。コンシューマ起点で進むデジタル技術の浸透は企業のDX対応を促す一方、DX時代の企業活動におけるセキュリティは、ステークホルダ全体への「責任」を果たすことともはや同義である。ランサムウェアをはじめサイバー攻撃が跋扈し、経済安全保障への対応が求められる時代のセキュリティの在り方について、企業経営の視点から「あるべき姿」を検討する。

サイバーセキュリティは経営課題から経営責任へ ~ DX時代において多様化・巧妙化するリスクと対策の最前線 ~

2022/12/12 〜 2022/12/12
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 社長

柿木彰

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長

サイバーセキュリティは経営課題から経営責任へ ~ DX時代において多様化・巧妙化するリスクと対策の最前線 ~

あらゆるものにITが活用され、DXが社会に浸透してその効用が発揮される一方、情報セキュリティ面のリスクが増大し、それに対するガバナンス強化も謳われるようになりました。 また、経済安全保障の観点から、自社グループのみならず、ビジネスパートナーや自社のサプライチェーンまでを含めたサイバーセキュリティの確保が重要となっています。 このようなビジネス環境において、CISOをはじめとした経営層は、セキュリティ対策を一過性の「経営課題」と捉えるのではなく、ステークホルダーに損害を与えないための「経営責任」ととらえ、リーダーシップを十分に発揮することが求められています。 本カンファレンスでは、サイバーセキュリティ対策を推進するために、経営層やITセキュリティ部門が、どのような役割を果たさなければならないのかについて考察・提言していきます。

サイバーセキュリティは経営課題から経営責任へ ~ DX時代において多様化・巧妙化するリスクと対策の最前線 ~

2022/12/12 〜 2022/12/12
  • 国内講演者
  • 教育・研究機関
  • 教授

白坂成功

慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授

新たな社会を実現するためのデジタルアーキテクチャとセキュリティ

AI、IoT、通信などの技術の進化により、ビジネスだけでなく、社会・産業も大きく変革の時期を迎えている。本講演では、アーキテクチャの考え方を説明した上で、単なるデジタル利用で終わるのではなく、新たな価値創造につなげていくためのアプローチとその際に考慮するべき点、特にセキュリティとそれを含むガバナンスのあり方等について、具体的な例も含めて紹介する。