「両利きの経営」を実現する組織と持続的成長に向けてのデジタル変革

「人」をベースとした経営・戦略や組織、そしてイノベーションに関する情報をお届けする「ダイヤモンド・オンライン 経営・戦略デザインラボ」。特集「進化する組織」に連動した、理論と実践をかけ合わせたオンラインイベントシリーズの第7弾のテーマは、「『両利きの経営』を実現する組織と持続的成長にむけてのデジタル変革」です。 企業の持続的成長のための施策として注目を集める「両利きの経営」(既存事業の深化と新規事業の探索の両立)の提唱者であるスタンフォード大学経営大学院のチャールズ・オライリー教授の基調講演を皮切りに、本セミナーではその実践法と成功の秘訣を論じていきます。 まず、日本企業が新規事業を探索していけない根本要因として「組織文化(カルチャー)」を挙げ、その障害をいかに乗り越えていくか、具体的な方法を考えいきます。また、新規事業開発の核になりうるテクノロジーの進化への対処法、その典型としてのデジタル変革への取り組みについて、対談やエキスパートの講演で提示します。 また、既存事業の深化を続けると同時に、経営環境変化やテクノロジー進化を先取りする形で布石を打ち、100年以上にわたり持続的成長を果たしてきたコマツの経営トップに、その具体策と次代の変化を見据えた経営戦略を解説して頂きます。本セミナーでの一連の提言は、業種を問わず、持続的成長に向けて重要な示唆をもたらすことと存じます。

「両利きの経営」を実現する組織と持続的成長に向けてのデジタル変革

2023/07/20 〜 2023/07/20
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 役員

小森拓郎

Relic 執行役員 ビジネスイノベーション事業本部 ストラテジックイノベーション事業部長

両利きの経営の実現に向けた新規事業の戦略と組織

プロダクト/サービスのライフサイクルが短くなり、さらに企業を取り巻く環境の変化が激しく、速く、先行きも不透明な中で、新たな事業の柱をつくるべく新規事業開発に取り組む企業がますます増えています。ベンチャー・スタートアップではなく、確固たる既存事業が存在する企業として、どのような戦略・方針・組織で新規事業に取り組むべきなのか。成果を創出できている企業とそうでない企業の違いは何か。自社でも新規事業開発を進めつつ、3,000社・15,000の事業開発に携わってきたRelicが解説します。

「両利きの経営」を実現する組織と持続的成長に向けてのデジタル変革

2023/07/20 〜 2023/07/20
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 社長

小川啓之

小松製作所 代表取締役社長兼CEO

「ものづくりと技術の革新で、新たな価値を創る」経営

今年、創立102周年を迎えたコマツは、戦後の米国強豪企業との戦い、急激な為替変動や景気後退、新興国企業との価格競争や社会からの環境保護要請など、経営環境変化の荒波を何度も乗り越えてきました。その中で長期成長を果たしてきた主因は、主力事業の継続的な競争力強化と、最先端テクノロジーに基づく新製品・サービス・事業の開発という、いわば「両利きの経営」を実践してきたことにあります。本講演では、そうした経営の具体策とともに、更なる持続的成長に向けた経営思考や仕組み等を小川啓之社長に詳述して頂きます。

「両利きの経営」を実現する組織と持続的成長に向けてのデジタル変革

2023/07/20 〜 2023/07/20
  • 海外講演者
  • 教育・研究機関
  • 基調講演
  • 教授

チャールズ・A・オライリー

スタンフォード大学経営大学院 教授 『両利きの経営』著者

「両利きの経営」を実現する企業とその方法

企業が長期成長するには「両利きの経営」(新規事業の「探索」と既存事業の「深化」の両立)が必要です。成功企業には既存事業の深化に注力する慣性が働きますが、それでは経済環境の変化に適応できずに衰退してしまうから、新規事業を探索して次代の収益源を育成することが求められるのです。障害になるのが既存状態を維持しようとする組織カルチャーで、変革は困難というのが通説でした。これに対して本講演では、組織カルチャーは行動様式であり、変えられることを示します。そして、両利きの経営の実践法を企業事例を基に提示します。

「両利きの経営」を実現する組織と持続的成長に向けてのデジタル変革

2023/07/20 〜 2023/07/20
  • 国内講演者
  • 教育・研究機関
  • 基調講演
  • 教授

山本康正

京都大学大学院客員教授

デジタル変革に対して日本企業は「両利きの経営」論をどう活かすべきか

基調講演の前提には急速な環境変化がありますが、それは今日、テクノロジーの進歩により加速しています。Chat GPT に代表されるA Iの進化が最たる例であり、ここ数年進むDXも最先端の動きは常に変化しています。こうした状況に日本企業の経営者はどう対応すべきか。この観点からオライリー教授の「両利きの経営」の具体論を、テクノロジーと経営の両方に精通する山本康正・京都大学客員教授が問うと同時に、日本企業が抱えるイノベーション不足を解くカギを対談を通して提示します。

「両利きの経営」を実現する組織と持続的成長に向けてのデジタル変革

2023/07/20 〜 2023/07/20
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 管理職

藤井剛

デロイト トーマツ コンサルティング CVO モニター デロイト ジャパンリーダー

「両利きの経営」を実現する組織と持続的成長に向けてのデジタル変革

「人」をベースとした経営・戦略や組織、そしてイノベーションに関する情報をお届けする「ダイヤモンド・オンライン 経営・戦略デザインラボ」。特集「進化する組織」に連動した、理論と実践をかけ合わせたオンラインイベントシリーズの第7弾のテーマは、「『両利きの経営』を実現する組織と持続的成長にむけてのデジタル変革」です。 企業の持続的成長のための施策として注目を集める「両利きの経営」(既存事業の深化と新規事業の探索の両立)の提唱者であるスタンフォード大学経営大学院のチャールズ・オライリー教授の基調講演を皮切りに、本セミナーではその実践法と成功の秘訣を論じていきます。 まず、日本企業が新規事業を探索していけない根本要因として「組織文化(カルチャー)」を挙げ、その障害をいかに乗り越えていくか、具体的な方法を考えいきます。また、新規事業開発の核になりうるテクノロジーの進化への対処法、その典型としてのデジタル変革への取り組みについて、対談やエキスパートの講演で提示します。 また、既存事業の深化を続けると同時に、経営環境変化やテクノロジー進化を先取りする形で布石を打ち、100年以上にわたり持続的成長を果たしてきたコマツの経営トップに、その具体策と次代の変化を見据えた経営戦略を解説して頂きます。本セミナーでの一連の提言は、業種を問わず、持続的成長に向けて重要な示唆をもたらすことと存じます。

「両利きの経営」を実現する組織と持続的成長に向けてのデジタル変革

2023/07/20 〜 2023/07/20
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 管理職

田原隆次

SAPジャパン バイスプレジデント ミッドマーケット事業統括本部長

真価を発揮するDX基盤。既存事業の標準化と新規事業の差別化がもたらすデジタル変革

「両利きの経営」を実践する上でカギとなるのは、その基盤となる仕組みが必要であり、また経営者の積極的なリーダーシップが肝要です。 事業の新規探索を始め、育て、既存事業との相乗効果を発揮する。それぞれの段階において対応すべき課題は異なりますが、多くの断続的な試行錯誤を継続するために備えるべき一貫性に着目し考察してまいります。 本セッションでは、3つの観点からお客様事例を交えながら考えていきます。「両利き経営を実現するためのDX基盤とは」「実現するため、業務の標準化とアジャイル基盤」「事例とDX成功の要諦」