税理士カンファレンス 2022 summer ― 顧客から選ばれるための付加価値・生産性向上を考える ―

将来、税理士業界はメイン顧客である中小企業数の減少、ITの発達による顧客ニーズの変化など、 厳しい状況になると言われています。 今後もお客様に信頼され続けるためには、生産性向上と顧客ニーズの深堀・対応が必要ではないでしょうか。 「税理士カンファレンス 2022 summer」では、国内トップクラスの税理士法人が実践している経営戦略だけではなく、 様々な領域から生産性向上や顧客ニーズへの対応に役立つ情報を総合的にご提供します。

税理士カンファレンス 2022 summer ― 顧客から選ばれるための付加価値・生産性向上を考える ―

2022/07/12 〜 2022/07/12
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 基調講演
  • 専門職

古尾谷裕昭

ベンチャーサポート相続税理士法人 代表税理士

採用難の時代、電帳法・インボイス制度… 将来に勝ち残る税理士事務所の作り方公開セミナー

「集客」よりも「人材不足」で悩んでいるという声を多くの税理士から耳にする機会が多くなりました。税理士業界の有効求人倍率は年々上昇しており、完全な売り手市場となり、給与・待遇の良い一部の大手税理士法人を除けば、多くの税理士事務所が人材採用・人材教育に悩んでいる現状があります。 また、電子帳簿保存法改正、インボイス制度を迎えるに当たって、税理士事務所の負担は増えていく一方、これを機に報酬の値上げを考えている事務所も多いことと思いますが、これはあくまで会計事務所の利益が上乗せできるわけではありません。 中小零細企業が報酬値上げの負担をどこまで受け入れるか?という疑問も立ちはだかりますから、報酬アップは会計事務所の負担に見合った価格転嫁に留まることが予想されます。 まず、人材採用の改善についていえば、 「求人HPに力を入れる。」 「HPや広告媒体で事務所の魅力をしっかり伝えていく。」 「面接から採用までのスピードを上げる。」 といった「採用力」を強化していかなければなりません。それと同時に、求職者の誰もが重視するのが「給与・待遇」。これは事務所の収益力が反映されるところではありますが、「一朝一夕に改善を図ることは難しい」と諦めるのではなく、今すぐにでも事務所の収益力を付けていくための変革をしていくことが必要です。 では税理士事務所が今の時代に収益力を付けていくためにはどうすればよいか? 「効率化を図り、一人当たり売上高を上げる。」 「サービスの質を高め、顧問単価を上げる。」 「教育に力を入れ、新人担当者の育成をする」 そのために具体的にやること、やれることを実践していかなければいけません。 当セミナーでは、ベンチャーサポートが実際に取り組んでいる効率化、教育、仕組みといったマネジメントの改革を中心に話をさせていただきます。 また、ベンチャーサポートから皆様に、どこの税理士事務所でもできる収益力を上げるための方法を提案させていただきます。このやり方に取り組めば、収益力だけでなく担当者の給与水準アップ、採用力アップを実現することができると考えています。詳細はセミナーにてお話させて頂きます