空間情報シンポジウム2021

2021/07/13 〜 2021/07/14
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古澤明

東京大学大学院 工学系研究科 教授 理化学研究所量子コンピュータ研究センター 副センター長

量子テレポーテーションを用いた大規模光量子コンピューター

我々が世界で初めて実現した決定論的量子テレポーテーションの手法を用い、誤り耐性型大規模汎用光量子コンピューター実現を目指しています。この手法の心臓部は「量子ルックアップテーブル」である、クラスター状態と呼ばれる特殊な量子もつれ状態ですが、我々が開発した時間領域多重の手法を用いて、この大規模化・高性能化を追求しています。本シンポジウムではこれらについてお話しします。