浅井大史

(株)Preferred Networks リサーチャー

(講演者のプロフィールは、各イベントサイトからご確認ください)

Interop Tokyo カンファレンス 2021

2021/06/09 〜 2021/06/23
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
  • その他職名

浅井大史

(株)Preferred Networks リサーチャー

インターネットエンジニアのための5G

5Gをはじめとしたモバイル通信技術は、「無線」と「ネットワーク」とに大別されます。このうち前者においては、3GPPなどによる独立した技術体系に基づいた高度化がたゆまず進んでおり、今日ではそれに追従し理解することは、たちまちには容易ではありません。また後者においては、IP技術を取り込んで進化しつつあるものの、一方でインターネットのエンジニアリングとは必ずしも整合せず、同じ(または近似した)技術を用いているにもかかわらず、技術理解の混乱を招きやすい状況に陥っています。 一方、モバイル通信技術者から見ても、インターネットは必ずしも十分に理解されておらず、両者の不整合による事故はこれまでにもしばしば生じてきました。 そこで本セッションでは、「モバイルとインターネットとの溝を埋めるための道筋」を示し、またインターネットエンジニアのみなさんに「5Gを理解するための手がかり」を提供すべく、『Open Mobile Network Infra Community(OMNI) Japan』のメンバーや、インターネットエンジニアリングのエキスパートを交えて、モバイルネットワークについてフレンドリーに説明します。 <要旨> ・モバイル(5G)ネットワークの構成 ~インターネットエンジニアむけ翻訳~ ・モバイルネットワークでも進むオープン化 ・“異文化コミュニケーション”の効率化に向けて

Interop Tokyo カンファレンス 2021

2021/06/09 〜 2021/06/23
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浅井大史

(株)Preferred Networks リサーチャー

グローバルなインターネット基盤を支える次世代技術 ~海底ケーブル・HAPS・LEO~

本セッションでは、グローバルなインターネット基盤を支える技術の最新動向を、「地上」と「上空」の両方の視点から紹介します。 地上においては、通信網として広帯域・高品質な国際通信を支える海底ケーブル網がすでに存在するとともに、さらにその拡大はまだまだ留まるところを知らず、きょうも敷設され続けています。OTT (Over The Top)と呼ばれる、従来はインターネットインフラを「使う側」であったコンテンツ事業者自身による海底ケーブルの敷設・資本参加も、いまや普通に見られるようになってきました。 上空からの通信技術としては、まずは、航空機などを無線基地局として利用し広大なカバレッジを実現する「成層圏プラットフォーム(HAPS: High-altitude Platform Station)」が試みられています。さらに高度を上げてみると、「低軌道(LEO: Low Earth Orbit)衛星通信」も参入が相次いでいる領域です。これら両者においては、大手通信事業者・クラウド事業者・ベンチャなどによる挑戦がますます本格化してきています。とくに長距離の場合、「光ファイバというガラスの誘電体の中を敷設経路に沿ってゆっくり進む光」に対し「自由区間(真空)を直進する電波」のほうが遅延が小さい場合もあり得、一刻を争う通信を必要とするアプリケーション(金融取引など)においては、HAPS・LEOは有用な技術たりえます。また当然、IoT通信はもとより、5G/Beyond 5G時代における「カバレッジの補完」としての役割への期待も高まってきています。 こうしたインターネットの基盤においていまや/今後欠かすことのできないであろう技術について、ビジネスの現況から最新の研究開発動向に至るまでを含めて俯瞰します。 <要旨> ・海底ケーブル網 ・成層圏プラットフォーム ・低軌道衛星通信

Interop Tokyo カンファレンス 2022

2022/06/15 〜 2022/06/17
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
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浅井大史

(株)Preferred Networks リサーチャー

Trusted Webとその応用 〜プロトタイプ・ユースケース・クリティカルテクノロジ~

「デジタル社会」への移行にあたり、既存のインターネットやウェブにおけるさまざまなペインポイントが指摘されています。代表的なものとしては、単一の巨大プラットフォーム・サービスへの依存による「単一障害点」のリスク、フェイクニュースに代表される「データの信頼性」への疑念、「プライバシー侵害」の懸念などが挙げられます。 安心・安全なデジタル社会の形成には、こうしたペインポイントの解消が必要です。たとえば単一プラットフォーマーへの依存からの脱却には、分散型のアーキテクチャを前提とした、マルチステークホルダーによる運用が重要となってきます。また、人やデータなどの“エンティティ”間の信頼の醸成には、テクノロジによって担保・検証された、真のデジタル社会にむけてのTrustの再構築が不可欠です。 本セッションでは、このようなペインポイントや課題を解決すべく取り組みが進む「Trusted Web」について概説します。くわえて、「プロトタイプの実装」および「Trusted Webの効果が期待されるユースケース」などといった実践面についても紹介します。

Interop Tokyo カンファレンス 2022

2022/06/15 〜 2022/06/17
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浅井大史

(株)Preferred Networks リサーチャー

エクサスケールコンピューティング時代に向け変革する最先端データセンタ

計算機の性能は指数関数的に成長し続けています。いまスーパーコンピュータの演算性能は、1秒間に100京回の浮動小数演算を行うことができる1 EFLOPS (エクサフロップス)を超える、エクサスケールコンピューティングの時代に突入しつつあります。 スーパーコンピュータはその演算性能に注目が集まりがちですが、大規模な計算機クラスタで高い性能を実現するためには、計算機資源を超高密度に配置することが重要です。するとたとえば、「1ワットあたりの演算性能として40 GFLOPS/Wをもたらす演算器」でも、1 EFLOPSの実現のためには、IT機器だけで25メガワットもの電力容量が必要になります。つまり、「大電力容量を大規模かつ効率的にIT機器に供給する技術」も不可欠となるのです。くわえて、こうした電源・冷却設備・ネットワークなどのデータセンタ設備に加え、それらを統合的に運用するための「制御技術」にも工夫が求められます。 本セッションでは、こうした高密度・大容量電力のデータセンタ設備の最新技術動向を紹介するとともに、最先端のデータセンタにおける技術的な課題について議論します。とくに具体例として、40 GFLOPS/Wに迫る高電力効率を実現した、Preferred Networksのスーパーコンピュータを取り上げて扱います。また、今後のエクサスケールコンピューティング時代にむけた、計算設備やデータセンタ技術について展望します。
ピープルビジネスの変革組織戦略の最前線