酒井雅晴

株式会社デンソー サーマルシステム事業グループ 開発戦略室 熱要素技術開発統括 担当次長

1999年名古屋大学大学院工学研究科博士課程を修了し、株式会社デンソーに入社。入社以来、熱事業部で自動車空調ユニット用送風機の開発設計に従事。2012年から技術開発センターにて熱流体、CAEの基盤技術開発を担当。2021年から環境ニュートラルシステム開発部にて空モビリティや燃料電池などカーボンニュートラル分野の開発に従事。2024年から現職。 業務の傍ら、社内有志活動としてバイオミミクリーの部活を主宰し、空飛ぶ種のワークショップを開催している。 金沢大学大学院 自然科学研究科 連携講座特任教授を兼務。

第9回サステナブル・ブランド国際会議2025

2025/03/18 〜 2025/03/19
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
  • 管理職

酒井雅晴

株式会社デンソー サーマルシステム事業グループ 開発戦略室 熱要素技術開発統括 担当次長

バイオミミクリー: 自然の叡智から生み出すイノベーションの世界

バイオミミクリーとは、「自然界における生き物の形状・プロセス・生態系システムを注意深く観察し、模倣していくことで、持続可能な社会につながるデザインイノベーションを生み出すこと」です。 再生型社会を生み出していく技術の突破口として、私たちの意識と行動を変容していくアプローチとして、今、世界中でこのバイオミミクリーが注目されています。 本パネルでは、この領域の実践者と共に、世界の潮流や具体的な事例、更なるチャレンジについて考えます。 Sirikhanate 氏から世界とアジアで見てきたバイオミミクリーの世界と可能性を紐解きながら、酒井氏からは、技術革新の限界をバイオミミクリーがどうブレークスルーするために役立ったのか?より実践的な内容へと対話を進めていきます。