イアンスパルター

Head of Instagram Japan

イアン・スパルタ―はInstagramの日本プロダクトチーム 責任者(Head of Instagram Japan)として、アメリカ国外で初めて設置されたプロダクト開発チームを統括し、プラットフォームとしてのサービスや機能の向上に取り組んでいます。来日以前は、Instagramでデザイン部門の責任者を4年以上にわたって務め、プラットフォーム全体における利用者体験から、ブランドとしてのアイデンティティまで、デザインに関わるあらゆる分野を担当するチームを率いていました。

L&UX 2021

2021/05/17 〜 2021/05/28
  • 海外講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
  • 管理職

イアンスパルター

Head of Instagram Japan

リアルを飲み込むデジタルコミュニティ

リアルとデジタルが融合する中、コミュニティの在り方、人のつながり方はどんどん様子を変えています。言語や場所などの様々な制約を飛び越えて、ビジュアル、ゲーム、キャラクター、アイドルなどの「渦の中心」に集まるファンたちは、時に自らが渦の中心になりながら、その渦を大きくしていきます。 SNSやライブ配信などのソーシャルプラットフォームが多様に広がる中、人々はこれらの新しい使い方や組み合わせによって、新たなコミュニティの在り方や、情報の広がり方を生み出しています。これはカルチャーに留まらず、時には政治的な分野まで転用されますが、再現性を持って行政やビジネスに活用されているケースはまだ多くないように見えます。 このセッションでは、SNS、ライブ配信などのソーシャルプラットフォームや、K-POP、ゲーム、インフルエンサーなどのコンテンツを通して、デジタル前提時代のコミュニティがどのように現実を塗り替えていくのか、その現状と活用可能性を掘り下げていきます。 ご登壇いただく一人目はInstagram Japanの責任者であり、来日前はInstagram全体のデザイン責任者であった、Ian Spalter(イアン スパルター)さん。Netflixの番組、「アートオブデザイン」で見たことがある方も多いのではないでしょうか。 二人目は共感覚をテーマにするアーティストであり、Rezやテトリスエフェクトなど日本を代表するゲームクリエイターである水口哲也さん。彼の作る没入体験は、体験した前と後で見る世界が変わるほどのインパクトを持ちます。 このお二人を繋ぐのが、黒鳥社の若林恵さん。カルチャーとビジネスを行き来しながら新しい未来を見定めていく、日本屈指の編集者です。 彼らが、デジタルがリアルに浸透した今、コミュニティや人のつながりがどのように生まれ、どのような可能性や課題を感じるのかを伺っていきます。