グレン・S・フクシマ​

米国先端政策研究所 上級研究員​ 元米国通商代表部(USTR) 通商代表補代理(日本・中国担当)

カリフォルニア州出身の日系三世。 慶応大学(1971-72年)留学、フルブライト研究員として東京大学法学部(1982-83年)での研究ならびに、英字新聞社、国際法律事務所での勤務を含め日本には20年以上滞在した。 1985年4月、ロサンジェルスの大手法律事務所から、米国大統領府通商代表部に入省。その後1990年まで4年9ヶ月にわたりアメリカの対日・対中通商政策の立案、調整、実施を行い、訪日は45回にわたった。その間1988年6月、米国通商代表部の日本担当部長から、米国通商代表補代理(日本・中国担当)に昇格。半導体、タバコ、牛肉、柑橘類、法務、関西新空港、日米科学技術協定、スーパー301条(人工衛星、スーパー・コンピューター、木材製品)などの交渉、及びMOSS協議(電気通信、エレクトロニクス、木材製品、医薬品・医療機器、自動車部品分野における個別協議)さらに構造問題協議に参加している。 1990年4月米国AT&T社(米国電話電信会社)に入社。1998年5月まで日本AT&T株式会社副社長を務める。同年5月より経営と技術に関する世界有数の経営戦略コンサルティング会社である、アーサー・D・リトル(ジャパン)株式会社代表取締役社長に就任する。2001年10月米国シリコン・バレーに本社を置く世界最大手のEDA(電子設計自動化)ソフトウエア企業の日本法人、日本ケイデンス・デザイン・システムズ社社長に就任。2003年7月より同社会長に就任。2004年8月より米国オハイオ州に本社を置く総合的なビジネス・ソリューションを提供する世界的企業の日本法人、日本NCR株式会社代表取締役共同社長を経て2005年2月世界最大の航空機メーカー、エアバス本社の上級副社長・日本法人エアバス・ジャパン(株)の代表取締役社長兼CEOにそれぞれ就任。2010年7月から同社取締役会長に就任。2012年10月から米国ワシントンD.C.の研究所にて勤務。米国大統領任命・米議会承認を経て、2022年4月より米国投資者保護公社副理事長。 経団連、経済同友会をはじめ数多くの団体・協会等で講演。著書には『日米経済摩擦の政治学』(朝日新聞、第九回大平正芳賞受賞)、『変わるアメリカ・変わるか日本』(世界文化社)と『2001年、日本は必ずよみがえる』(文芸春秋)がある。 1997年12月、在日米国商工会議所会頭に選出され、1998年1月会頭に就任し1999年12月まで2期会頭職を務める。2000年1月より同会議所理事。大手日系金融機関の社外取締役並びに経営諮問委員, 日米友好基金副理事長、日米文化教育交流会議米国副委員長、日本スタンフォード協会会長、アジア財団顧問、経済企画庁経済審議会特別委員、公正取引委員会独占禁止懇話会委員、東京都雇用・就業対策審議会委員、国際交流基金運営審議会委員、日本国際フォーラム理事、日本能率協会評議員、日米協会副会長、国際基督教大学評議員、上智大学大学院法学研究科非常勤講師を歴任。現在、外交評議会委員、アジア・ソサェティ(ニューヨーク)国際審議委員、ボストン日米協会理事、北カリフォルニア日米協会理事、全米日系人博物館幹事、米日カウンシル評議員、経済同友会幹事、東京ロータリークラブ会員、2012年慶應義塾大学特選塾員、2015-2017京都大学経営管理学部客員教授、2016早稲田大学特命教授、2016年米国国立肖像画美術館理事、2018年 森美術館理事就任。 スタンフォード大学 B.A.(1968-72年)、ハーバード大学大学院 M.A.(1974-76年)、同大学院 Ph.D. 課程を論文を除いて終了(1976-78年)、ハーバード・ビジネス・スクール M.B.A.コース / ハーバード・ロー・スクール J.D.(1978-82年) ハーバード在学中、ディビッド・リースマン、エズラ・F・ヴォーゲル、エドウィン・O・ライシャワー各教授の助手を務めた。

世界デジタルサミット2023 ―Web3が拓く未来 ‐デジタル変革促す最新テクノロジー―

2023/06/05 〜 2023/06/07
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グレン・S・フクシマ​

米国先端政策研究所 上級研究員​ 元米国通商代表部(USTR) 通商代表補代理(日本・中国担当)

The United States, Japan, and China: Global Competition in the New Digital Age

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