サンポヒエタネン(SampoHietanen)

Finland MaaS Global CEO

モバイルアプリケーション「Whim」を開発したMaaS Global Ltdの創設者でありCEO。Whimは、公共交通機関、タクシー、レンタカー等を1つのアプリで簡単に利用できるように統合。Whimを使えば、携帯電話でさまざまな交通手段を使った旅行の計画、予約、支払いを1つのアプリで行うことができる。過去10年間で、「MaaS(Mobility as a Service)」のコンセプトについて1000件以上のプレゼンテーションを実施。

L&UX 2021

2021/05/17 〜 2021/05/28
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  • 社長

共鳴する世界観 -エコシステムと社会貢献

DXブームの中で、社会課題の解決や提供すべき価値の議論が欠落し、デジタル化が目的になってしまった、無意味なデジタル対応が散見されます。 特にスマートシティ、MaaS、行政サービスのように、「デジタルとリアルを融合させた新たなUXの社会実装」においては、個別の企業のエゴイスティックな目的に惑わされず、「社会善のための大きな目的やビジョン」がないと、多くの人を巻き込むことができず、推進力も発揮されません。 こうした実現に向けて、最前線のイノベーターたちは、どのようにして様々なステークホルダーの共感と理解を得て、どのようにして事を為しているのでしょうか。 皆さんもよく知る「MaaS」というコンセプトを世に打ち出した考案者であり、MaaSという概念を世界で初めて都市交通において実現したサービス”Whim”を運営するMaaS GlobalのCEO、Sampo Hietanen(サンポ・ヒエタネン)さんと、日本のシビックテックをけん引し、テクノロジーによる社会課題の解決の最前線で活動する、Code for Japanの関治之さんをお招きし、お二人の理想と現実での苦悩や学びを、Forbes JAPAN Web編集長の谷本有香さんが紐解いていきます。