スザンナスムクウ

モンゴル国家開発庁開発政策・計画課長

サステイナビリティと開発が専門分野。持続可能で気候変動に強い開発プランニング、統合開発政策と制度メカニズムのための法的枠み作成、中長期政策策定、SDGsのローカライゼーションと国家優先事項への主流化などの経験を有する。現在国家と地方の開発政策部署へ開発プランニングの方法論的支援を行っている。モンゴルの持続可能開発の任意国家レビューの担当者としても従事。

SDGグローバル・フェスティバル・オブ・アクション from JAPAN

2021/03/25 〜 2021/03/26
  • 海外講演者
  • 国・地方公共団体
  • ディスカッション
  • 管理職

スザンナスムクウ

モンゴル国家開発庁開発政策・計画課長

飢餓のない世界

「飢餓のない世界」では飢餓をゼロにのSDG2を達成するための多分野の取り組みに焦点を当てます。数十年飢餓人口は減少傾向にありましたが2014年より世界の飢餓人口は再び増加しています。現在約6億9000万人が飢餓に苦しんでおり、現在の傾向が続けば2030年には飢餓人口は約8億4000万人に達すると予測されています。紛争や気候変動、貧困に加え新型コロナウイルスの蔓延によって多くの人が飢餓にさらされています。同時に国際機関、NGO、政府といった様々な分野のアクターが緊急食料支援や長期にわたる取り組みを通して命を救い、影響を受けた人の人生に変化をもたらしています。当セッションでは様々なアクターによる現場での飢餓と闘う取り組みや好事例を共有します。WFPパートナーのワールドビジョンからはショーン・ケリガンルワンダ事務所ディレクターが現地の給食提供を中心に、同団体がルワンダでSDG2達成のために行っている取り組みを紹介。モンゴル開発庁のスザンナ・スムクウ開発政策、計画部長からは、FAOとの連携を通じた、スマート農業による持続可能な食料生産の取り組みについて紹介します。このセッションでは世界の飢餓や最新の取り組み、また課題について理解を深めるとともにコロナ禍での困難を乗り越えるための活動やアイディアについても共有、議論する場を提供します。