マイク・ヘンリー

BHP CEO

2011年よりエグゼクティブリーダーの一人であり、2020年1月にBHPの最高経営責任者に就任。その前は、BHPのオーストラリアにおける鉄鉱石、石炭、銅、ニッケル資産を管理し、6つの資産、約4万人を統率。290億ドルの収益、160億ドルのEBITDAを計上し、30億ドルの設備投資を遂行。 マイク・ヘンリーのリーダーシップ下、ミネラルオーストラリアにおける操業上の負傷発生頻度は6割減少した上に、BHPは世界一生産コストの安い鉄鉱石生産者となった。ニッケルウェストの再建は、同事業をBHPポートフォリオの中核に戻す経営判断につながった上、サウスフランクなどの大規模プロジェクトについても、西豪州における鉄鉱石案件の通例の資金支出額の半額で実現に導いた。 また、操業においても、BHP初の本格的な自律運搬システムのジンブルバープロジェクトでの導入、BHP全社規模のオペレーションシステムとメンテナンス・エンジニアリングセンター・オブ・エクセレンスの構想と設立など、主要な役割を担い、費用削減と主要設備の稼働効率の改善に貢献した。オペレーションサービス部門を通じてオーストラリアに新しい雇用モデルと能力開発ももたらしている。 それ以前は、ヘルス、安全、環境、技術、投資、供給、物流、マーケティング、トレーディングの分野で責任者を務め、三菱商事との合弁、BHP Mitsubishi Allianceの経営幹部も歴任。30年間にわたる資源開発におけるキャリアは、四大陸、18か国とBHPの全コモディティに及ぶ。 日本とのゆかりが深く、母親が日本人で、BHP入社前は三菱商事にて11年間勤務した経歴を持つ。 カナダ出身。ブリティッシュコロンビア大学で理学士号(化学)を取得。

第23回日経フォーラム 世界経営者会議

2021/11/09 〜 2021/11/10
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変わる業界地図 – 資源産業の未来

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