メアリー・ポピオ

「Peace Culture Village」共同創業者・事業統括ディレクター

1992年生まれ。アメリカのボストン出身。ボストンカレッジ大学在学中に奨学金を得て、広島・長崎に訪れ「核兵器と核エネルギー」について学び、人生が変わる。 卒業後、アメリカ ボストンにて日本の核廃絶活動のユースオーガナイザーを務める。 グローバル・ゼロ、アメリカ・フレンズ奉仕団、新婦人の会、原水協と協力。 ハーバード大学、戦略国際問題研究所、ボストン大学、昭和女子大学のボストンキャンパスで勤務した後に 2016年広島に移住し、2017年NPO法人PCVの創設メンバーとなる。

SDGグローバル・フェスティバル・オブ・アクション from JAPAN

2021/03/25 〜 2021/03/26
  • 海外講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
  • 社長
  • 管理職

メアリー・ポピオ

「Peace Culture Village」共同創業者・事業統括ディレクター

若者を担い手に 何十億もの平和へのアクションを

ジェンダー格差への抗議、気候変動対策や人種間の平等を求める運動まで、若者の情熱とエネルギーは、社会に変革をもたらすために不可欠です。国連の最も基本的な使命であり、持続可能な開発目標と持続可能な開発のための2030アジェンダの横断的な礎である平和と安全の確保も同様です。今日、15歳から24歳の若者は12億1,000人いると推定されており、これは世界人口の15.5%にあたります。中満泉 国連事務次長・軍縮担当上級代表は、「史上最大の世代である若者は、大量破壊兵器や通常兵器の脅威(拡散を含む)を減らすために、意識を高め、変化をもたらすための新たなアプローチを開発する上で重要な役割を担っています」と述べ、若者が果たすリーダーシップの役割を高く評価しました。世界を変えるために日常の人々を鼓舞し、市民の声を政策対話につなげることは、より持続可能で平和的な未来のための必須の道です。このセッションでは、南スーダン、イラク、日本、アメリカから平和における若手リーダーをスピーカーに迎え、中満事務次長も交えながら、多様なバックグラウンドと視点を基に、地域、国、世界レベルで平和を築き持続させるために若者が果たす役割を議論します。登壇者は、AI・ICT・アート・音楽などを用いながら既成概念にとらわれない発想で展開してきた革新的なプロジェクトを発表するとともに、その背景にある個人的なストーリーも共有します。司会は自身もオーラル・ヒストリーや軍縮・平和課題をライフワークとする、TBSテレビの久保田智子TBS報道局ニュース編集長が務めます。複雑に交錯する課題に対して、人々を巻き込んで行動を起こすためのヒントを得たい方は必見です。