上田哲郎

日産自動車株式会社 総合研究所 モビリティ・サービス研究所 エキスパートリーダー

1990年-九州大学総合理工学研究科情報システム学専攻修了 1990年-日産自動車株式会社 総合研究所入社 1999年-筑波大学経営政策科学研究科企業科学専攻修了 2016年-日産自動車株式会社エキスパートリーダー 現在、R&DにおけるIT/AIの戦略担当

mynavi news forum 2019 winter for データ活用

2019/12/13 〜 2019/12/13
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上田哲郎

日産自動車株式会社 総合研究所 モビリティ・サービス研究所 エキスパートリーダー

自動車とデータサイエンスの密接な関係性 ~未来の新しいクルマ社会を目指して~

自動車産業は100年に一度あるかないかの大変革期を迎えていると言われています。キーワードとしてCASEという言葉がメディアで取り上げられるようになりました。コネクティッドカー(Connected car) 、自動運転(Autonomous)、シェアードモビリティ(Shared Mobility)、そして電気自動車(Electric car)の頭文字をうまく繋いだものですが、他の3つに比べてConnected Carというのはわかりづらい概念です。それで何がよくなるのかすっとは理解できません。一言で言ってしまえば車をスマホのようにしてしまう技術ですが、実は他の3つは常にネットワークに“Connected"している車を想定しています。ですから、実はこれが一番鍵となる技術です。Connected Carは車をIoT化する技術とも言えます。その結果集まったBigDataをどのように活用しようとしているのかAIやデータサイエンスの観点から一歩先の自動車産業を見てみたいと思います。