井口譲二

ニッセイアセットマネジメント株式会社 チーフ・コーポレート・ガバナンス・ オフィサー 執行役員統括部長

ニッセイアセットマネジメント株式会社チーフ・コーポレート・ガバナンス・オフィサー執行役員統括部長。運用部門の部門横断的なESG・スチュワードシップ活動・アナリストリサーチの統括。ICGN(国際コーポレートガバナンス協会)理事、IFRS(国際会計)諮問会議委員、金融庁『サステナブルファイナンス有識者会議委員/金融審議会専門委員/企業会計審議会監査部会臨時委員』、経済産業省『サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会/人的資本経営の実現に向けた検討会』、日本証券アナリスト協会サステナビリティ報告研究会座長、企業会計基準委員会(ASBJ)専門委員など。主な著書に『財務・非財務情報の実効的な開示―ESG投資に対応した企業報告――』(別冊商事法務2018年4月)『コーポレートガバナンス・コードの実践』(共著、日経BP、2018年10月)など。

Sansan Innovation Project 2021

2021/09/15 〜 2021/09/17
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
  • 役員

井口譲二

ニッセイアセットマネジメント株式会社 チーフ・コーポレート・ガバナンス・ オフィサー 執行役員統括部長

どう深化させるか?企業と投資家のESG対話 ~コーポレートガバナンスコード改訂等を受けて

企業と機関投資家は、企業の持続的な価値創造を目指すという意味で、同じ船に乗っている。そうした考え方に基づく資本市場改革が始まって7年余が経過した。両者間の対話は、ここ数年大きな改善を見ていると言われる。そうした中、本年6月にコーポレートガバナンスコード及び企業と投資家の対話ガイドラインの改訂が行われ、①取締役会の機能向上、②企業の中核人材の多様化、③サステナビリテイ確保とその開示等が盛り込まれた。 このセッションでは、これまでの資本市場改革を機関投資家としてリードしてこられた方と、企業側でこの改革を先頭に立って進めてこられた方をお迎えし、各々の立場で、今回のコーポレートガバナンスコード改訂等の意義を語っていただくとともに、これまでの資本市場改革の成果を振り返り、さらに残された課題等について語り合っていただく。企業の経営企画、IR、サステナビリテイ等に携わる方々に来年登場するプライム市場への参加の道程としていただければと考える。