佐々木宏章

Senior Director of Engineering Division of Regional Sewerage Office at Tokyo Metropolitan Government Bureau of Sewerage

1986年、早稲田大学理工学部を卒業。同年、東京都に入都。 土木技術者として、下水道事業をはじめ、水道事業、地下水対策、港湾事業など東京都のインフラ施設の計画から建設、維持管理まで幅広い業務に従事。下水道事業では、東京都区部の下水道施設の建設工事を所管する事務所の所長、都心エリアの下水道管・水再生センター等の下水道施設の維持管理を所管する事務所の所長、区部全体の建設事業を統括する建設部長などの要職を歴任。 2022年から現職。東京都多摩地域の流域下水道施設の建設・維持管理、関係市町村の指導等の責任者として、安全・安心で、環境負荷の少ない都市の実現に向けて、下水道事業の推進に注力している。

City-Tech.Tokyo

2023/02/27 〜 2023/02/28
  • 国内講演者
  • 国・地方公共団体
  • ディスカッション
  • その他職名

佐々木宏章

Senior Director of Engineering Division of Regional Sewerage Office at Tokyo Metropolitan Government Bureau of Sewerage

東京の上下水道の技術と課題

水道局、下水道局は、人口1400万人を超えるメガシティである東京において、都民生活と都市活動に不可欠な都市インフラである上下水道事業を運営している。 水道事業は安全でおいしい水の安定的な供給を、下水道事業は汚水の処理と雨水の排除、公共用水域の水質保全をその基本的な役割とし、100年以上に及ぶ事業運営を通じて、新たな技術開発にも取り組み、現在では世界に誇る高い技術力を有している。 こうした上下水道事業の浄水処理技術や漏水防止技術、下水道技術、災害対策等の技術力を紹介するとともに、国内外のスタートアップ企業等に対し、安全・安心で持続可能な都市の実現に向けて上下水道事業が抱えている課題等を提示する。