冨手要氏
株式会社センスタイムジャパン シニアリサーチャー
岩手県花巻市出身。奈良先端科学技術大学院大学修了。キヤノン株式会社でMixed Reality(複合現実感)の研究開発に8年間従事。その後、客員研究員としてマサチューセッツ工科大学でカメラが人物の行動を認識するアルゴリズム開発、帰国後は微表情認識の研究に携わる。2014年から華為技術日本株式会社(ファーウェイジャパン)に移り、スマホ向けの画像処理エンジンやヘッドマウントディスプレイ用の視線追従アルゴリズムの開発を行う。2017年より現職にて、自動運転向けのAIアルゴリズム開発を行っている。2010年より株式会社TENTOにて、週末に小中高校生を対象にプログラミングを教えている。
日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
冨手要 氏
株式会社センスタイムジャパン シニアリサーチャー
今を生きる私たちの「しんか論」 AI時代に問われるヒトの「進化」と「真価」とは
昨今、テクノロジーが人間生活のあらゆる場面に深くかかわり、近未来にはAI進化による人間不要論まで出て、ざわつく時代を迎えています。歴史を振り返れば、気候変動や戦争、社会システムの変化や技術革新など、人間は多様な、しかしその多くは自ら生み出した要因による大きな環境変化に襲われ、苦しみや生きづらさと共に生きてきました。本セッションでは、少子高齢化が高度テクノロジー社会を一層促進していくであろう令和の時代に、思い通りにならない「苦悩」「生きづらさ」等と私達がどのように向き合うことが出来るのか、そして主体的にどう生きるか、次世代にどんな未来を繋ぐのかについて考えます。