小林英幸氏
SBI大学院大学教授
元トヨタ自動車
北米R&D 原価企画部長
1980年名古屋工業大学工学部情報工学科卒業、トヨタ自動車工業㈱入社。2011年名古屋商科大学大学院マネジメント研究科修了、MBA。2017年名古屋大学大学院経済学研究科後期博士課程修了、博士(経済学)。2009年大阪市立大学非常勤講師(国際管理会計論)、2011年から名古屋工業大学非常勤講師(自動車工学概論)。トヨタ自動車では内装設計、製品企画、原価企画に従事。1989年から3年間設計者として、及び2003年から4年間原価企画部長として、米国勤務。2012年から4年間、原価企画社内教育主任講師。
株式会社レイヤーズ・コンサルティング 主催セミナー
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小林英幸 氏
SBI大学院大学教授
元トヨタ自動車
北米R&D 原価企画部長
コロナを勝ち抜くコストマネジメント
新型コロナウィルスによる影響で売上が伸びにくい中、コスト競争力がない企業に生き残りの道はありません。価格競争の激化、サプライチェーン変更や安全安心のモノづくりの為のコスト増をも見込んだ上でコスト競争力を高める為には、製造原価のみならず、開発~アフターサービスまでの製品ライフサイクルを通じた抜本的な利益管理・コスト管理が急務となります。
基調講演は、トヨタ自動車で製品設計に携わり、その後、トヨタ自動車の原価企画部長を歴任され、現在SBI大学院大学教授の小林 英幸 氏より、トヨタ自動車での経験を踏まえた原価企画と開発プロセスについてご講演をいただきます。
レイヤーズ・コンサルティングからは、多種多様な製造業における豊富なコストマネジメントの実績を踏まえ、コロナに打ち勝つ製品ライフサイクル利益・コスト管理、実際原価管理を講演いたします。
① 実際原価管理
年次改訂の標準原価を採用している企業は多くありますが、原価低減・適正価格設定を機動的・効果的に行うためには、年次改訂の標準原価ではなく実際原価が必要です。
本講演では、実際原価の必要性と実際原価の活用(プライシング・原価低減)を具体的事例を交えて解説します。さらに、グループ全体での連結原価及び、活動原価計算の必要性について解説します。
② 製品ライフサイクル利益・コスト管理
開発・販売・サービス含めた、製品のライフサイクル全体を通じた利益最大化が、勝ち抜く企業の重要視点と考えます。
本講演では、開発コストのマネジメント、製造の目標原価管理、アフターサービスのプライシング及びコスト管理等、製品ライフサイクル全体での利益の最大化の実現ポイントを事例を踏まえて解説します。