小野寺好広氏
アレドノ(同)Aredono G.K. 代表/
内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
戦略調整官
IBMメインフレームSEから始まり、米国通信ベンチャにてルータ、L3スイッチ製品に関わり、SE、PM、ビジネス開発を経て、2002年米国シスコシステムズ入社。 産学官プロジェクトを担当しネットワークにおけるSolution Evangelistを担当、エンジニア育成事業、高度ITアーキテクト育成協議会(AITAC) 理事、Interopプログラム委員を歴任。 2020/11内閣官房情報通信技術IT総合戦略室 戦略調整官に採用されデジタル庁準備活動に従事。 2020/12 コンサルティング会社としてアレドノ合同会社を設立。
Interop Tokyo カンファレンス 2021
- 国内講演者
- 民間企業
- その他職名
- 社長
小野寺好広 氏
アレドノ(同)Aredono G.K. 代表/
内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
戦略調整官
2021年エッジクラウドのトレンド予測 ~バズワードから実ビジネスへ~
日々増大するエッジデバイスと増強されるコンピューティング能力から、エッジコンピューティングへの注目や期待が世界中で語られてきました。しかしその実現性と適用可能なマーケット領域には疑問が残されたままでした。
進化した今日の「エッジクラウド」は、エッジコンピューティング環境とプライベートクラウドとを組み合わせることで、「データが生成される場所の近くでそれを取得し処理する」手法が確立・浸透しています。この仕組みのメリットは、AI学習・自動化・仮想化・プログラマビリティ・セキュリティなどといった高度な処理も、リアルタイム性を保ちつつ処理系に組み入れられるようになったことです。そしてエッジコンピューティングの適用可能性がより明確化・具体化でき、その活用は「バズワード」から「実ビジネス」へといよいよ移り変わってきています。実際、適用できる分野が農林水産・低速走行車両・地域医療介護などに飛躍的に広がることが実証されています。
本セッションでは、けっして工場内のIoTだけには留まらない広範な最新事例に基づいて、2021年の“エッジ”のトレンドを予測し、ディスカッションします。
<要旨>
1.COVIDがITとOTの融合の加速を牽引する
2.AI/MLのOTへのAdaption
3.CloudとEdgeの状況変化と今後のトレンド
4. IT/OT融合により拡大するEdge導入の今後の課題
5.最新事例と今後、影響を及ぼす市場(Private 5G)の予想
Interop Tokyo カンファレンス 2021
- 国内講演者
- 民間企業
- その他職名
- 社長
小野寺好広 氏
アレドノ(同)Aredono G.K. 代表/
内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
戦略調整官
DX時代のネットワークとは? 〜ネットワークエンジニアは「いま」何をすべきか〜
社会、企業においてデジタルトランスフォーメーション(DX)化の波が押し寄せてきています。そしてそれを支えるITインフラには、さらなるスピートと柔軟性はもとより、単なる“インフラ”以上の付加価値が求められつつあります。たとえば我が国においても、デジタル庁の設立による政府・省庁の全国ネットワークの統合・高付加価値化のうごきなど、象徴的な大改革が進められています。
そうしたネットワーク(インフラ)を構成するコンポーネントの上には、いまやさまざまな機能を実現するための複数のソフトウェアが実装されるようになってきました。さらには、それらのリモートからの集中管理による、ゼロタッチでの導入・構築や、その後の運用も可能になっています。こうしたネットワーク機器の技術発展が外形的にもたらす「ソリューションメニューの拡充」や、さらには「ビジネスモデルの変革」といったメリットの裏側で、エンジニアによる構築・運用は日々複雑さを増しています。これは従来の「プロトコルベース」から「ポリシーベース」への変化(高度化・複雑化)であるとも言えます。
本セッションでは、変化を続ける「DXネットワークの最新情報」についてベンダーの技術担当ネットワークエンジニアからポイントを解説するとともに、「今後の方向性」や「ネットワークエンジニアに求められるスキル」を議論します。
<要旨>
・ネットワークにおけるデジタルトランスフォーメーション化とは何か?
・DXに求められるネットワークの転換点についての考察
・具体的なネットワークの構成、構築、運用における変革
・ネットワークエンジニアは、何をするべきか?
Interop Tokyo カンファレンス 2022
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 社長
小野寺好広 氏
アレドノ(同)代表 /
デジタル庁
デジタル社会共通機能グループ
GSS戦略調整官
Beyond 5Gに向けて広がる映像解析ビジネス
セキュリティ分野から、ヘルスケア・ITS・製造・小売り・農業などへと活用の範囲が広がる、画像認識・解析技術。ディープラーニングやマシンラーニング(機械学習)などのAI技術も相まって、さらに精度が上がってきています。とくに人の行動や動作にフォーカスした「ヒューマンセンシング」の解析は、ヒューマンエラーの発生検知・現場の業務効率化・人員削減によるコストカットなどといった、幅広い応用の可能性を秘めています。さらなるメリットとして、「長時間のモニタリングが可能」なことも見逃せません。
そのようなAI活用技術の実装は、従来は高コストで時間がかかることが問題で、簡単には扱えませんでした。ところが今では、PoCをほぼ必要とせずにそれを実現するベンチャー企業も登場しています。Beyond 5G(B5G)も追い風となり、またクラウドの利用による効率化・低価格化ともあわせ、ビジネスの変革期にきていると言っていいでしょう。
本セッションでは、映像解析の当事者から最新事例を解説し、さらにディスカッションを通じてトレンドを予測します。
Interop Tokyo カンファレンス 2022
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 社長
小野寺好広 氏
アレドノ(同)代表 /
デジタル庁
デジタル社会共通機能グループ
GSS戦略調整官
DX時代に求められるネットワークの進化 ~いま、エンジニアは何をすべきか~
いまDXによる業務改革は、業務の単なるデジタル化だけにとどまらず、「社会・企業による社内外にむけたサービスの、利便性の向上・効率化・新規創造」といった本質論に立ち返って進められようとしています。
ITインフラには、さらなるスピート・柔軟性・高い付加価値が求められるようになってきています。結果、ネットワークを構成するコンポーネントには、さまざまな機能を実現するための複数のソフトウェアが実装されるようになりました。ルーティング・フォワーディングも、従来のプロトコルベースからポリシーベースへと変化しています。構築や継続的な維持運用手法も従来と様変わりし、クラウド上から管理することが一般的になりました。
本セッションでは、このように変化を続けるDXネットワークの最新情報について、先進ベンダーの技術担当からポイントを解説するとともに、今後の方向性やネットワークエンジニアに求められるスキルについて議論します。
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 社長
- 管理職
小野寺好広 氏
アレドノ(同) 代表 /
デジタル庁 デジタル社会共通機能グループ GSS プロジェクトマネージャ / 慶應義塾大学 SFC研究所 主席研究員
ネットワークの進化は止まらない!複雑なテクノロジーの使い所を見極める 〜今、ネットワークエンジニアは、何をするべきか〜
「アフターコロナ」への本格的な移行が進行中ですが、長期化が避けられそうにないウクライナ情勢、為替相場の不安定化、思わしくない数値が並んだGAFAM 5社をはじめとする海外企業の決算、そこでの人員削減の動き――などの緊迫感が現れてきています。「IT業界の今後や将来性は一体どうなるのか?」と不安を抱えている人も多いと思いますが、「あらゆる業界になくてはならないネットワークインフラ」と「そのエンジニア」にとっては、立ち止まっている暇はありません。
本シリーズでは、これまで最新のテクノロジーと活用法を取り上げ、ネットワークエンジニアの進むべき道について提言してきました。今年のセッションでは、「ネットワークの全体像」を考えることに立ち還ります。
「キャンパスやイントラネットのデザインの何処に最新テクノロジーを適用することが最適なのか?」あるいは「やってはイケないのか?」を、経験豊富なベンダーアーキテクトとSIerのシニアエンジニアから明らかにするとともに、今後の方向性やネットワークエンジニアに求められるスキルについても議論します。
<要旨>
●新たに出現するサービスや環境、デバイスで変化するネットワーク
●ネットワークの進化と新たに必要とされる視点・技術
●理想と現実、最適な適用とやってはいけないこと
●ネットワークエンジニアは、今何をすべきか?